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四街道店
創造
投稿日:2022/10/16
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創造
ライフスタジオ市川店
カメラ:KATSU
撮影をしていくときに大切にしているポイントがあります。
それは「被写体、小物、背景、光、色」です。
そしてこの5つのポイントを1つにする工程が「デザイン」だと思っています。
私がここでいうデザインは、関連性の創造です。
写真を撮影する際に様々な構成要素を組み合わせてシャッターを切ります。
その際に統一感を合わせた方が写真が何の写真なのか客観的に明確になるため、写真を整理していく過程で余分なものを除き、必要なものを足す作業をしていきます。
その過程の中で最も重要なのが関連性の創造です。
構成要素の全ての関連性を考え、改めて「被写体、小物、背景、光、色」がどのようにすることがベストなのか考えて作っていくことです。
今回の写真を例にするのであれば、
この写真のテーマは「お風呂」でポイントは「オレンジ」です。
- 赤ちゃんとバスタブの関連性
背景はホリゾントを選択しました。理由はバスタブが白色で赤ちゃんをオムツ姿にしたときにおむつが白だからです。そしてお風呂とおむつ姿を洗濯した理由は、お風呂に入る前の姿を撮るためです。
- オレンジとお風呂と赤ちゃんの関連性
今回のポイントをオレンジにしたため、オレンジの存在感を出すためにオレンジをたくさん写真の中に入れました。そのままオレンジを床に置いても殺風景だと思い、緑の上にオレンジを乗せおしゃれなお風呂を創造しました。そしてお風呂とオレンジの関連性を出すために、オレンジをカットしオレンジ風呂にしました。また赤ちゃんにオレンジを持ってもらうことでオレンジの存在理由を際立たせました。お風呂に白の入浴時を入れたのと、髪を濡らしたのは少しでもリアルな「お風呂」の写真を残すためにです。
色々と書いてみましたが、簡潔にいうのであれば
写真に写っている構成要素、構成要素の関連性を作っていくことで、特別な1枚になるではないかという話をしたかっただけです。
カメラマンとして特別な1枚を撮る姿勢が、自身の成長と発展、お客様の感動に繋がるのではないかと思っています。
PS
入浴シーンは嫌がられて撮影できませんでした。笑
1番は被写体になる子供を優先してあげること。
KATSU STYLE
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