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四街道店
より深く
投稿日:2021/7/31     更新日:2021/7/31
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Photo by KATSU
Coodi by Miyoka
自分で自分の昔のことを思い出すとき、記憶のみをたどっていくと、昔の頃の記憶が曖昧になってきます。自分の記憶を自分でたどっていくので、過去が美化されていたり、そもそも記憶がなかったり。
小さい頃の写真が僕の家ではあまりないので、自分の小さいころの写真を見て過去を振り返ることが出来ません。小学校・中学校の頃はそもそも写真を撮ることが無かったので学校で販売された遠足や修学旅行の写真が何枚か。そして高校の頃の写真は昔流行った「モバイルスペース」というサイトに登録していて今ではIDもパスワードも何もかもわからないので見ることすらできません。あるのは、卒業アルバムと大学生の頃の写真が少しだけ。
僕も父になり、思うことがあります。
子供には成長過程がわかるように定期的に写真を残してあげよう。
あの時は「ああだっだよ」ってわかるように特徴を残してあげよう。
好きなもの・好きなことを一緒に残してあげよう。
子供を愛している姿を家族写真を通して残してあげよう。
写真を形として残していつでも振り返れるようにしてあげよう。
子供が産まれるまでのカメラマンとして僕は、お客様に出来ること・喜んでもらえることは何か仕事として考えていました。
しかし今は、親として子供のために写真を残してあげたい気持ちが生まれ、仕事として取り組んでいたことが、自分自身にとって本当に大切で重要なこととして自分自身と一致しました。
人生を振り返ることができるツールの写真というものを職業にしている僕は、すごく責任重大な仕事をして、とてもやりがいのある仕事をさせてもらっています。
写真を通して人生が豊かになりますように。
心を込めて
KATSU STYLE
Ps 「モノクロにした理由」
写真の中には「目に見える物」と「色」が存在します。そしてカラー写真とモノクロだと少し違ってきます。
それはカラー写真は「目に見える物」と「色」があるのに対し、モノクロはカラー写真に対し「色」の情報量が少ないので、「目に見えるもの」が強調されます。
また普段私たちの目はカラーで空間を認識しますが、モノクロは普段私たちの目から見ることのできない特別な色です。
この時期ならではの髪がまだ生えそろっていなく、髪がまだ立っている状態。
75カットの中であの時はああだったねと何年後に話してもらいたく撮った1枚であり特別感を出すためにモノクロにしました。
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