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四街道店
1枚の写真を撮るために、また学ぶもの
投稿日:2018/7/29
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photo by hyeyoung
coodi by oikawa
write by katsu
同じ場所、同じ機材を使っていてもカメラマンによって写真は異なります。
それはきっと、カメラマンがもっている被写体を見る視点、技術、どのような写真を残したいのかによって左右されるからだと考えています。だからこそ写真は面白いと思います。十人十色でその人がどんなカメラマンで、何を大切にしているのかが見えてくるから。
ヘヨンリーダーがいつも変わらずいう言葉があります。それは、「写真を作る」ということです。
写真を作るというのは、どういうことを言っているのか。
私個人の見解ですが、結論から言えば「価値を生み出す」ことではないでしょうか。
1枚の写真を撮るためには、様々な構成要素をみなければなりません。被写体、コーディネート、小物、インテリア、光、空間など、細かくいうのではれば構成要素は数えきれないほど存在しています。数多く存在する構成要素をどのようにして価値に変えていくのでしょうか。
それは数多く存在するこの構成要素を1つ1つ意味のあるように、そして1つ1つを連結させて1枚の写真で完成させることで価値が生まれていくのではないのでしょうか。
例えば、極端な話この写真のどこかに洗濯機があると過程した場合、写真を見て違和感を覚えると思います。その違和感というのは、写真の構成要素が連結されていないため、その洗濯機という存在が強調され写真の意図が分からなくなり、違和感として残るのだと思います。
そのため、構成要素というのは不必要な物を除き、必要なものを足すことにより1つ1つの構成要素を1つに連結できるだと思います。
この連結する過程。これはカメラマンが考え手間をかけ写真を撮る準備をしているということです。つまり、説明できる写真を撮っているということ。説明できるということは、その写真にカメラマンの意図、思いが含まれている価値が生まれてくるのだと思います。
私はここ1年間表情重視の撮影を行っています。
それはママさんパパさんの喜ぶ顔が見たいから。だから撮影も楽しい雰囲気作りを心掛け、被写体となる子供達にも笑顔を求めています。
しかし改めて自分の撮影styleを考えてみると、楽しい空間で子供達も笑っていたらそれは写真としても笑顔の写真がくると予想することができます。つまりママさんパパさんの想定内の写真が表れてしまうということです。
やはりライフスタジオで感動してもらいたい。そのように考えるとママさんパパさんの想定の範囲外を出していかなければならない気がしてしょうがないのです。
そのためにはどうしたらいいのか。
やはり原点に戻り、その子らしさ、その子の色んな部分を撮影を通して残していくことが重要ではないかと考えることができました。
その子の色んな面を見れるように、引き出せるように、そして全ての写真に価値を付加できるように。
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