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四街道店
恥ずかしさ
投稿日:2017/7/31
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大きい子が来ると、ついついポーズをたくさんさせてしまったり、要求を多くしてたくさんの事を望んでしまいます。
だから、被写体となる子供たちが場合によっては固くなってしまう事があります。
大きい子だったらポーズをさせながらも、自然に。これを基本ベースとして撮影に取り組んでいますが、中々うまくいかないこともあるんです。
結論いってしまえば大きい子ほど写真を撮るのが難しい。
その子らしさを導く事も難しいし、どこが可愛い、かっこいい、魅力的なのか探すのも難しい。
でもある時気付いたんですよね。
今のその子の状況、心情を整理して美しく撮ってあげればいいって。
やはり写真館なのでクオリティーを求めて撮影を望みます。しかし、クオリティーを重視しずきて、子供達の写真を撮ることが楽しささえも奪ってしまったら僕はダメなんじゃないかと思いました。
だから、ぼくは被写体の年齢にあった提案をしますが、教養はしたくありません。
今回の写真の子は、とてもお利口さんでした。言ったことは何でも出来る。
でも僕の中で感じたのは、親の見てる前で恥ずかしいけど、出来ないことじゃない。始めて会う人が積極的に絡んで色んな事をやってといってるけど、できないわけじゃない。
でもぼくはその中で彼の恥ずかしさは感じていました。
緊張感はもっているというか。
だから一枚だけあえてその緊張感というのを残しました。
もちろん緊張をほぐすために、その子らしさを引き出すために撮影は挑戦させてもらいましたが、恥ずかしながらも頑張っている彼というのも残したかったんです。
この写真は、彼が何をみて何を考えてるいるのか。ではなく。耳の赤さ、ほっぺの赤さ。要求に応えようと一生懸命素直にやっているすがたを残したんです。
今の瞬間を綺麗に美しく。
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