色んな性格の子がいます。
恥ずかしがりやな子、わんぱくな子、ツンデレな子、素直な子、元気な子、本当に僕らが撮影する子供達は十人十色です。
その中で、人それぞれに色んな側面が見えます。
喜怒哀楽、ふとした行動、仕草、考えてるとき、悩んでいるとき、楽しいとき、悲しいとき、色んな側面を人は持っています。
 
僕は1人の少年と出会いました。
2人兄弟の長男。
気もきくし、言われたことは何でもできるし、楽しいこと好きだし、典型的なおりこうさんがきました。
しかし僕は彼をみた瞬間から彼の中にある静けさがとても印象的でした。しゃべらないから静かというわけではなく、彼の性格の中にある、静かな部分。（ものすごく自分の直感と感性で話していますが。）
 
だからそれを1枚だけ表現しようと思い、今回の写真を撮りました。
 
静けさを表現するために、あえて直接被写体にカメラを向けず、ガラス越しに写る姿をとり、静けさの表現なので、静かに撮影をし、静かに声かけをして、静かに上をむかせました。
上を向かせた理由は、何か考えているというのを写真を見た人に思わせるため。
 
みなさんはこの1枚を見てどう思いましたか？