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四街道店
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Katsu diary 日常③

投稿日:2017/3/31

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兄弟の関係

日々自分に課題を持って撮影していくと、その時々に発見があります。

最近の事で言えば、例えばそのこらしさを撮るためには自分が決めたポーズを被写体にやってもらい、そこかららしさを出すためにさらにもう一声をかけたり、何かを加えてみたり、何かさせたり。

そしたら被写体自身が固められたポーズの中から出てくる自分が出た時にらしさが撮れるのかなとか。

いつも撮っている場所でもアングル、距離を変えるだけで自分の見ている視野も変わりますし。

子供がスタジオを元気に遊んでいても、その動きを色んな場所から観察すれば新たなスポットを見つけることもできるとか。

そんな発見をします。

そしてまた今回発見がありました。

それは写真は本質を写すもの。

当たり前に知っている方がいるかもしれませんが、僕の中では再認識されたものです。

今回少し大きい子達を撮影しました。その写真が上にある手を繋いでいる写真です。
大きい子達を撮影していくと、撮影の難しさが増します。
コミュニケーションがとれる分、ある程度自分が撮りたいものが作り出せますが、美しく表現する難しさが増します。
また、子供達が大きくなっていくと、恥ずかしさや、兄弟と仲良くできない照れの部分が生まれます。

今回も正直そういった状況がありました。

しかし2ショットを撮影している最中に気がついたことがありました。
それは、この子達を自分の頭の中にある構図だけにはめ込み過ぎてはいけないことです。
ガッチガチに固めて、こうしないといけない、こうした方が綺麗に見えるとかそこばっかり見て、この子達の自由や楽しさをうばう撮影は、写真も思い出も良いものとして強く残らないと感じました。
そのために、自分がどういう雰囲気を作り、どう声かけをしていくのか、どう子供達と向き合っていかなければいけないのかそういった課題が明白になりました。

そんな中で、一つの発見がありました。

それが写真は本質を写すものです。

2ショットを撮っていきながら、後ろ姿を撮ろうと思いカメラに向かって背を向けてもらいました。

その時に僕は手を握ってしか伝えていませんでしたが、その手の繋ぎ方が僕の中で2人の関係を凄く表していると思い、瞬間的に手を撮りました。

人前で手を繋ぐのが恥ずかしい兄、そんな兄に不安を感じながら手を繋ぐ妹。

この時に写真ってこの子達の本質的な部分を写すんだと知識的にはしっていましが、その知識と自分が一致した瞬間でした。
そのため、あーやっぱり写真はそもそも本質を写すものなんだと理解が固められました。
そんな発見が最近ありました。

いつも発見や、自分が頭で理解していたものが実際の現場をとうして一致した瞬間が僕は素直に楽しいです。

これからも色々発見と様々な結びつきを探していきます。

2人ともありがとう(^^)

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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