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Katsu diary~写真大辞典 観察②~

投稿日:2017/3/5

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写真の質をあげるために観察を行っていきました。
主に観察したのは、光、インテリア、コーディネート、被写体でした。
なぜこの4つを選択したのかというと、写真を構成する上でこの4つが自分にとって必要なものであり、どれかがかけてしまったら写真の質を下げるものだと考えたからです。
実際に観察した結果、何がわかったのか。
 
「光」
光の観察をして2つのポイントにまとめてみました。
 
1つめ、光が写真を1つにまとめる役割があるということ。
写真という1枚の四角形の中を見ていくと、その中には色々な要素が含まれています。被写体、コーディネート、ポーズ、背景、小物、前ボケ、トリミング、そして光。これらの要素を関係させるために調和を1枚の写真でしていきます。ではこの調和はどのようにして行うかと考えていくと、それは光でした。具体的にいうのであれば、光を利用して1枚の写真で色味という統一感が1枚の写真を調和させてくれたということでした。写真の核心は光であるために、光がなければ写真は残すことができません。そしてこの光というのは色々な物を通して色味が表現されます。その色味を合致させていくために光を読まなければならなく、必要な構成要素は何か作らなければならないという結論が出ました。
 
2つめは、光の特徴を用いて表現方法を作る
光単体を見てみると、光には、光の量、光の形、光の方向、光の色、光の強さが存在することが分かりました。光の量とは、光が行き届いている広さと狭さ。光の形とは何かを通して生まれてくる光と陰の形。光の方向とは逆光なのか順光なのかサイド光なのか、斜光なのか。光の色とは透明なのか、黄色なのか、何かを通して反射してうまれた光なのか。光の強さとは強い光なのか、弱い光なのか。光だけみても、光の種類は多様にあり、組み合わせを変えていけば無限にあるかもしれません。そういった中で、被写体の内面、イメージなどを表現していくときに、光の特徴を知り、利用していくことで、被写体に対する表現方法も多様になることができることを知りました。
まとめていってしまえば、光は色味で調和、統一感を出してくれる役割もあり、光の多様な種類を利用して表現方法を変えてくれる役割もあるということに気が付きました。
また、光の観察を行っていく過程で天気の良い日にしか課題には取り組めないものだと思ってしまっていましたが、そもそも光の特徴を知ることにより、それぞれのもっている特徴を用いて被写体の何を写したいのかが明確にあれば、天気に左右されずに撮影できることを知ることができました。
 
次回はインテリアについて観察した結果を見ていきます。
 

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