写真を意図的にとっていながらも自分の中で足りないものがありました。
それは、明確さでした。
撮影ルート、大体このような写真を撮りたいというイメージを元に、撮影を作ってきましたが、大体というイメージだけでは、流れを頑張って作って撮影をしているだけで、スペシャルな1枚が出てこない現状が出てきました。
75カットの中に1枚光る写真が欲しい。
そのためには、一旦まず自分がどんな写真を追求しているのか、どんなコンセプトのスタジオの元撮影しているのか、どんな条件があるのかなど、事前にしらなければならないとかんがえるようになりました。

しかし実際規定する難しい部分もあったので、インテリアの大きなコンセプトは次回にまわし、その他の条件を規定していきました。

自分が追求する写真
雑誌のような写真を撮る

雑誌＝オシャレ

今回の写真のテーマ
オシャレなカフェ

場所
ヴィンテージの窓

条件
ヴィンテージの小物を使う
椅子、ベンチ、本

ヴィンテージと思う物を被写体にたす
ベレー帽

ヴィンテージの窓と合う色味を使う
白、赤、緑、黒、茶色、青

どんなイメージの子を撮るのか
カフェが静かなイメージなので、子供だけど大人っぽい表情をする子、物静かな子

画角
背景となるヴィンテージの窓を広く入れる。
床の白に目がいかないように、色をつけた前ボケをいれる。

取り組んだ結果

アシスタントの方との共有をしたほうが撮影がスムーズに進みなおかつ、客観の意見を取り入れることができ写真の完成度が上がるとわかりました。
また、様々な写真のサンプルをみる必要がありました。自分の頭から湧き出るイメージは、アイディアに限界があります。そのため、参考資料をたくさん集めて、客観を取り入れなが1枚の写真を作っていったほうが完成度の高い写真になると感じました。
また、こういった写真を絶対撮りたいと被写体となるお子様にあてはめようとしすぎるのは違うということ。ライフの写真は被写体となる人を中心として撮影をするため、被写体らしさをなくす撮影をしてはならないと改めて実感しました。

試行錯誤を繰り返しながら取り組んだイメージを結果物としてだすこと。
自分が今まで何をみていて、何を見ていなく、どこまで見えていたのか、現実を通して知ることができました。

こういったことを通して、スペシャルな1枚を自分が出せるように努力していきたいです。