Photo by katsu


写真分析をするときは決まっていつも悩みます。
ただ、一つ言える事は、この写真を撮った意味、理由、気づきなどは正直すぐに書けます。

では何を悩んでいるのか。
写真分析を通して、今まで自分が取り組んできたこと、それに対して出てきた悩みなどありますが、1番はこの写真分析を通して自分が1番伝えたいことは何かを出すことが悩むきっかけになります。

今回もたくさん悩みました。
本当に伝えたいことは何か。

その結果今回出てきたものは、整理でした。

写真分析の場で今回僕が1番伝えたい事は整理と言われてもピンとこないですよね。笑

でも今回この1枚を出す為に取り組んできた日々の過程を振り返っていくと、やはり自分が伝えたい事は整理だなと感じます。

写真課題を日々取り組みながら、つい課題だけに集中してしまうと、今までやってきたこと、学んできたことがぶれて忘れてしまうことがあります。

今現在写真課題を行なっていますが、その写真課題は毎月変わってきます。
その月ごと課題を取り組みながら反省を繰り返しながら、気づきがあります。
しかし、次の課題がでれば次の課題に集中してしまい、先月の課題の時に気づいた重要なポイントは、それはそれと別々に考えてしまい、ただ単発単発課題をこなしていく現状になってしまいます。その都度得た気付きを蓄積していきながら課題を取り組んでいく事が本来の進み方だとわかっていながらも、自分自身にしっかり身にしみてなければ蓄積は出来ません。

そういったことを踏まえ気付きを蓄積していきながら撮影に挑んできましたが、課題が変わりながらもからわずに自分がやらなければならないことを再認識できました。
それが整理です。
やっとでてきましたね。笑

私のいう整理とは、縦線横線の水平垂直という整理、色味の統一という整理、インテリアと小物と衣装の統一感という整理、余分な物を入れないという整理、客観的に何をしているかわかる写真を取るという整理、どこまでトリミングするかという整理です。
どんな写真主題でも整理というベース部分になるところを忘れては、応用も効かないのではないのかと思います。

また、写真課題でも、仕事でも、日々の生活でも整理をしていく過程があるからこそ、自分が何を伝えたいのか、何が出来て何が出来ないのか、相手は何を言いたかったのかなど、整理をすることで自分自身に落とし込めるという、当たり前ですけど、とても大切な事に気づいたので今回はこの整理ということをみなさんに残したいと思います。