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四街道店
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表現したい物
投稿日:2016/11/15
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「表現したい物」
Photo by katsu
少し人見知りがある女の子が来ました。
でもそれはそうなるのが必然というか当たり前の気もします。初めての場所で、初めて会う大人の男2人が登場して、会って15分後くらいには撮影が始まる。僕も反対の立場であれば多分緊張して口数が減るだろうし、照れると思います。
そんな中撮影が始まり、女の子は、口数は決して多くはありませんでしたが、僕達に表情でリアクションをしてくれました。楽しければ笑ってこちらを見て、僕達のギャグが通じなければ「何?」って顔をしたり、ママ・パパの顔を見れば照れたり、何かあっちにあるよって言えば、ふとした表情になったり、とても素直でまっすぐで時間がゆっくり進むような、純粋な女の子でした。
そんな中、イメージカットを撮ろうと思い、撮りたい場所まで女の子を誘導したときに、イメージカットというよりは、絵を撮ってみたいなという欲求にかられました。とても抽象的で感覚的な話になってしまいますが、僕の中で、イメージカットは、被写体も含め綺麗に写真に写る4角形を整理して、何かを連想させる写真、または、デザインされた写真というイメージがあります。けど、僕の中ではそんなカッチリ撮るよりは、ちょっと人間味が出るような、絵で描いたような手作り感を感じる写真の方が合うのんじゃないのかなと思い、僕の意図が伝わるように写真の中にフレームを作ろうと考えました。
テーマは、生きてる絵です。
まず先ほども言いましたが、絵を表現したかったので、写真の中にフレームを作りました。
白色のフレームにした理由は、レンズ越しに見た時に色がたくさんあったので、白だったらどの色とも相性がいいと思ったのが1つ、女の子は白の方が純粋のイメージで似合うと思ったのが1つ、白色のフレームを入れるために白の椅子を使ったのだが、光がその時間たくさん降り注いでいたので、白の前ボケをいれて白のグラデーション作り光が綺麗だったということを表現したかったという理由があります。
また、フレームを使うことにより、写真の中を整理することが出来ます。どこまで入れて、どこまで入れないのか。そのためにローアングルにもしました。理由は単純で、女の子の上のあるインテリアを入れたくなかったということが1つ、ローアングルにすると被写体に迫力が出てくる効果があり、自分が写したい女の子に目がいくということが1つ、また、手前にある本が入った棚と後ろの茶色の葉、またその後ろにある背景で遠近感を出したかったという理由もあります。
本来は女の子から見て、真正面から撮ろうと思ったのですが、女の子を壁に座らせたので、奥行きを作ることが出来ないために斜め横から取り巻ました。
真横から撮らなかった理由としては、物とインテリアの緑の柱などを立体的に移したかったからです。
女の子に花を見てもらった理由は、鼻の穴など単純に上を向いてしまったら見えてしまうことを防ぐためです。また、表現したい写真を撮るときに、女の子が持っている物と女の子の関係性を撮ることが1番わかりやすいと感じたので、お花を持たせ、何色のお花が好きか選んでもらうように誘導しました。
また、カチカチのイメージカットにならないように、少し笑みを浮かばせてるときにシャッターを押したのは自分の中でポイントです。
今回は自分の中で、自分が思う表現したい物を表現するというテーマで撮っていきました。しかし、ただ撮って自己満足にならないように撮った写真に理由と意味を言えるように、写真を撮ってみました。
表現したい写真を撮るということは、以前写真分析で描いたことがある、意図的な写真を撮るということと同じだと思います。
そして今回また、この写真を通して、意図的に写真を撮る方法というのが自分の中で見えてきました。それは、1シーンであれ、全体構成であれ、どんな風にイメージして撮っていくか自分の中で計画して、その計画がうまくいくかいかないかはおいといて、計画がうまくいくように準備だけはしておくことが重要なんだと気が付きました。
例えば、撮影するラインを決めて、その時に入れる前ボケなど、道具を事前に設置しておくなど。
今まで自分が、ここの場所で撮って、次はこの場所で撮るという大きな流れから、ここの場所ではこんな風にとり、次の場所にいく途中でこうしてみたり、そして次の場所に行くときは自分で来ているジャケットを脱がせてみたりなど、具体的に撮影シーンを計画していくことがより、意図的に写真を撮ることが出来るのかと感じました。
最近写真を撮るときに、大まかに見ていたものが、細かく見るようになり、四角形の中から見えるいろんな写真の構成要素達の関係性の部分をどう整理すればいいのか頭を使うことが増えてきた気がします。
また、ライフスタジオで言われる変化と発展という言葉が写真を通して、またわかった気がします。今まで変化発展は、日々の生活で自分が決めたことを100%でなく、120%で出し切っていくことで、知らずについてくる変化だと思っていました。
しかしそれと同時に、自分がいつもどうり周りにあるもの、出来事を認識して、自分の中に考えがうまれ、それが自分の思考と概念になりますが、認識の仕方を変えていくこと、自分の思考、概念を否定していくことで、初めて変化ができ、120%の最善を尽くし取り組んでいくことで発展が出来るのではないかと思いました。
ライフスタジオに入り、1番最初に胸に届いた言葉の「全ての物事は関連している」というのを最近肌で実感することができうれしく思います。
Photo by katsu
少し人見知りがある女の子が来ました。
でもそれはそうなるのが必然というか当たり前の気もします。初めての場所で、初めて会う大人の男2人が登場して、会って15分後くらいには撮影が始まる。僕も反対の立場であれば多分緊張して口数が減るだろうし、照れると思います。
そんな中撮影が始まり、女の子は、口数は決して多くはありませんでしたが、僕達に表情でリアクションをしてくれました。楽しければ笑ってこちらを見て、僕達のギャグが通じなければ「何?」って顔をしたり、ママ・パパの顔を見れば照れたり、何かあっちにあるよって言えば、ふとした表情になったり、とても素直でまっすぐで時間がゆっくり進むような、純粋な女の子でした。
そんな中、イメージカットを撮ろうと思い、撮りたい場所まで女の子を誘導したときに、イメージカットというよりは、絵を撮ってみたいなという欲求にかられました。とても抽象的で感覚的な話になってしまいますが、僕の中で、イメージカットは、被写体も含め綺麗に写真に写る4角形を整理して、何かを連想させる写真、または、デザインされた写真というイメージがあります。けど、僕の中ではそんなカッチリ撮るよりは、ちょっと人間味が出るような、絵で描いたような手作り感を感じる写真の方が合うのんじゃないのかなと思い、僕の意図が伝わるように写真の中にフレームを作ろうと考えました。
テーマは、生きてる絵です。
まず先ほども言いましたが、絵を表現したかったので、写真の中にフレームを作りました。
白色のフレームにした理由は、レンズ越しに見た時に色がたくさんあったので、白だったらどの色とも相性がいいと思ったのが1つ、女の子は白の方が純粋のイメージで似合うと思ったのが1つ、白色のフレームを入れるために白の椅子を使ったのだが、光がその時間たくさん降り注いでいたので、白の前ボケをいれて白のグラデーション作り光が綺麗だったということを表現したかったという理由があります。
また、フレームを使うことにより、写真の中を整理することが出来ます。どこまで入れて、どこまで入れないのか。そのためにローアングルにもしました。理由は単純で、女の子の上のあるインテリアを入れたくなかったということが1つ、ローアングルにすると被写体に迫力が出てくる効果があり、自分が写したい女の子に目がいくということが1つ、また、手前にある本が入った棚と後ろの茶色の葉、またその後ろにある背景で遠近感を出したかったという理由もあります。
本来は女の子から見て、真正面から撮ろうと思ったのですが、女の子を壁に座らせたので、奥行きを作ることが出来ないために斜め横から取り巻ました。
真横から撮らなかった理由としては、物とインテリアの緑の柱などを立体的に移したかったからです。
女の子に花を見てもらった理由は、鼻の穴など単純に上を向いてしまったら見えてしまうことを防ぐためです。また、表現したい写真を撮るときに、女の子が持っている物と女の子の関係性を撮ることが1番わかりやすいと感じたので、お花を持たせ、何色のお花が好きか選んでもらうように誘導しました。
また、カチカチのイメージカットにならないように、少し笑みを浮かばせてるときにシャッターを押したのは自分の中でポイントです。
今回は自分の中で、自分が思う表現したい物を表現するというテーマで撮っていきました。しかし、ただ撮って自己満足にならないように撮った写真に理由と意味を言えるように、写真を撮ってみました。
表現したい写真を撮るということは、以前写真分析で描いたことがある、意図的な写真を撮るということと同じだと思います。
そして今回また、この写真を通して、意図的に写真を撮る方法というのが自分の中で見えてきました。それは、1シーンであれ、全体構成であれ、どんな風にイメージして撮っていくか自分の中で計画して、その計画がうまくいくかいかないかはおいといて、計画がうまくいくように準備だけはしておくことが重要なんだと気が付きました。
例えば、撮影するラインを決めて、その時に入れる前ボケなど、道具を事前に設置しておくなど。
今まで自分が、ここの場所で撮って、次はこの場所で撮るという大きな流れから、ここの場所ではこんな風にとり、次の場所にいく途中でこうしてみたり、そして次の場所に行くときは自分で来ているジャケットを脱がせてみたりなど、具体的に撮影シーンを計画していくことがより、意図的に写真を撮ることが出来るのかと感じました。
最近写真を撮るときに、大まかに見ていたものが、細かく見るようになり、四角形の中から見えるいろんな写真の構成要素達の関係性の部分をどう整理すればいいのか頭を使うことが増えてきた気がします。
また、ライフスタジオで言われる変化と発展という言葉が写真を通して、またわかった気がします。今まで変化発展は、日々の生活で自分が決めたことを100%でなく、120%で出し切っていくことで、知らずについてくる変化だと思っていました。
しかしそれと同時に、自分がいつもどうり周りにあるもの、出来事を認識して、自分の中に考えがうまれ、それが自分の思考と概念になりますが、認識の仕方を変えていくこと、自分の思考、概念を否定していくことで、初めて変化ができ、120%の最善を尽くし取り組んでいくことで発展が出来るのではないかと思いました。
ライフスタジオに入り、1番最初に胸に届いた言葉の「全ての物事は関連している」というのを最近肌で実感することができうれしく思います。
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