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四街道店
scrollable
整理
投稿日:2016/10/31
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Photo by katsu
write by katsu
ライフスタジオに入社して、自分自身昔の自分と変わったな、成長したと感じる時があります。それが、昔の僕とものすごく変わったかと言われたら自分で自分のことを判断するので、大きな声で言えません。しかし、明らかに物事に対する考え方は変わったんじゃないかなと思います。
なぜ僕は、自分の考え方が変わったと、成長したとここで言えるのか。
ライフスタジオに入る前の僕は、今の自分と比べてもう少し自分中心で、今あること、今から起こることだけを見ていた気がします。常に今というその瞬間を漠然と、感情の赴くままにただただ行動してきました。考え方にいたっては、楽しいか楽しくないかだけをもって生きてきたと思います。
しかし、ライフスタジオに入り、今まで自分とは疎遠だった学習を哲学を通して学び始めました。その時その時は、なぜ会社で学習をするのか、なぜ言葉1つ1つを辞書で調べて、意味を考えて、討論しているのか意味が正直わかりませんでした。
しかし、分からずとも一旦会社で勉強させてもらえる機会を与えてくれるのならばと少ない頭で、その場しのぎで行ってきました。そして、何年と月日がたち、なぜライフスタジオが哲学を学んでいるのか、なぜライフスタジオが人に価値を置いているのかというのが段々見えてきた気がしました。
それをここで話すとなれば、今の僕ならばライフスタジオに思いも、感謝も、情熱もあるのでたくさん語ることができます。しかし長く書いたら話がそれそうなので、僕の考えが成長したと感じたポイント、つまり、ライフスタジオを通して得た考え方をシンプルに言うのであれば、それは、自分のことを整理することが少し出来るようになった、そして、自分以外の周りのことを細かくみようとするようになった、関係が大事だということの気付き、この3つを上げることが出来ると考えました。
自分のことを整理するというのは、単純に今まで、ただ楽しいからあれをやろう、これはつまらないからやらない、こういった単純な考えたから、自分はそもそも何を行っている時が楽しいのか、なぜ楽しいと思うのか、自分はこういう状況の時には、こういう風に陥ってしまうなど、自分に対して細かく知るようになったことです。自分とはどういう人で、どんなことを行っていきたいのか、自分自身の中に複数ある絡まっている糸を一本一本ほどく作業をするようになったということです。
そして自分以外の周りのことを細かくみるようになったのは、自分という存在が色んな物、人と関係があることを知ったからです。ただ今までは自分しか見ていませんでしたが、自分だけを考えて自分だけの利益だけを考えると、その利益はすぐに負債というコインの表裏のようになってしまうことを知りました。また、周りを見ることで、自分が行う行動が効率的にもなりえることができ、さらに周りをみることで自分にとって必要なものが見えたり、自分自身の問題の解決にもなってくると感じたからです。
そして関係というのは、生きている中で関係がないものがないのを知りました。目の前に来る課題は自分を成長させてくれるきっかけであり、僕の好きなごはんを食べるのも、色んなものとが関係して出来上がった料理であり、人と人の間で生まれる関係の中で価値が生まれたりと、人は関係を築きながら生きて行くことを知りました。
このように考えられるようになっただけでも、自分の中では大きな変化だと感じています。この変化のおかげで、物事に対する認識が変わったため、おのずと行動も少し変わって来たのだと思います。考え方が変われば、行動も変わり、結果も変わるのだと発見することが出来ました。
なぜ私がこんな話を写真分析を通して書いているのか。この考え方が、写真という物の見方を変えてくれたからです。
何をやるにしても、最初は大きな枠でしかみることが出来ず、やっていくにつれて大きな枠からその中の細かい部分が見えてくると思います。今回の1か月は自分にとって、また新たに細かく見るきっかけを与えてくれた期間でした。
今回写真を撮るにあたり、自分にあてた課題は「観察する」ということでした。
写真を毎日ライフスタジオで撮っていくと、自分の中で習慣生まれてきます。その習慣は経験ということを通して生まれた習慣です。被写体とインテリアが合う場所まで誘導して、その中から被写体の美しさ、可愛さ、その子らしさ、ふとした表情、行動などを意図的に誘導して撮影をしていきます。しかしその習慣が、悪くいえば、自分の取り方に被写体をただ当てはめて撮影してしまう一方的で、変化のない撮影になってしまうこともあります。しかし、被写体いつも違う人です。同じ人は1人もいません。ならば、自分が撮っている習慣も変えていかなければなりません。よりその子らしさ、その子を美しく撮っていかなければならない使命がカメラマンには生まれてきます。
ではどうやって自分に身についた習慣を変え、その子らしさを撮っていけばいいのか。考えたときに出てきた答えは、整理をすることと、その子の部分部分、全体的にみること、関係をより見ていくことだと考えました。
整理するということは、写真は色んな構成要素をもって成り立っています。ただ単になんとなく撮るのではなく、光、色、構図、インテリア、線、コーディネート、人をうまく1つの長方形に入れることで初めて整理された綺麗な写真が生まれると考えます。そして部分部分というのは、その整理された中でどの部分を強調して写したいのかポイントとなる部分、そしてその部分となる所にどう細かく自分が条件を作るかによってポイントがさらに際立つと考えます。そして全体的にみるというのは、バランスです。写真の要素となるものを全部協調して写してしまうと、ごちゃごちゃした写真になってしまうために、バランスを考えて構成を考えなければいけないということです。そして関係というのは、写真 の中に映っているものが、被写体と写真要素とどう関係して美しい写真を形成しているのかということです。これらをいつもより、詳しく見て、写真に残すことを観察という言葉でこの1か月間行ってきました。
では実際に写真を通して見て行きます。
まず被写体となる子供達が2人とも同じ色のドレス、ネックレスをしていました。シンプルに言えば、統一感が2人にはありました。その時に、どこで撮ったらこの2人の白いドレスがより綺麗に映るかと考えたときに、店舗で一番光が強く入るビンテージの窓枠があるスペースに行きました。
そこの扉を開くと白カーテンがしてあり、逆光で撮ると背景が飛び、白く光ります。また、ホリゾントとは違い証明でなく、自然光が入る場所であるために、光に鮮明さが出ます。実際にその鮮明な光が右の子供の髪にあたり、髪の質感を美しく表現してくれています。
そしてただ逆光で撮るのではなく、白ドレスをきた2人をより、美しく表現したいと思い、白のカーテンの前ボケをいれて、抽象的ですがふわふわ感を出しました。これをいれることにより、ふわふわの中に包まれてい状況を作りました。また、2人で本を見ている写真ですが、右の子にピントを合わせました。普段の僕なら複数の被写体を撮るときには、ピントを全員に合わせますが、今回は右の子にピントを合わせました。2人の本を見る時の特徴が左の子は、本を見るように誘導した時に、本の中で探しものを探している表情が一般的に可愛く本を読んでいる表情でした。それに加え、右の子は、本に集中している時に、唇を尖らせて、その子らしさが出ている表情、そしてまつ毛が長いという特徴を強調しようと思い右の子にピントを合わせました。もしこの写真が2人にピントがあっていたら、僕が伝えたかった意図が伝わりずらかったかもしれません。
この写真は本を読んでいる2人の姿を映したかったので、余計な物は全ていれていません。私の中でシンプルに整理した結果こうなりました。また望遠レンズのピントに合わせたもの以外をぼかしてくれる特徴を生かして前ボケと背景が見えずらいかもしれませんが、グラデーションを作ってみました。
今回いつもより詳しくみることを通して、学んだことは、自分も自分自身の整理をすることで悩みが解消されたりするということを教訓に、写真も色んな構成要素をシンプルに整理することによって、出したい結果物が明確になるのではないかと思いました。また、長方形の中で1つ1つの要素の関係が強調しているのではなく、関係性をもたせるようにうまくバランスをもたせることも重要だと気が付きました。そして最後にその整理と関係性をどのような光を使って表現していくのかがポイントになるのではないかと考えました。
光も量、質、形、方向、色など無数の組み合わせ方があるので、それをどう被写体と、インテリアと、構成要素とバランスを持って1つにしていくか、これからも詳しく見て行きながら写真という形に残して行きたいです。
write by katsu
ライフスタジオに入社して、自分自身昔の自分と変わったな、成長したと感じる時があります。それが、昔の僕とものすごく変わったかと言われたら自分で自分のことを判断するので、大きな声で言えません。しかし、明らかに物事に対する考え方は変わったんじゃないかなと思います。
なぜ僕は、自分の考え方が変わったと、成長したとここで言えるのか。
ライフスタジオに入る前の僕は、今の自分と比べてもう少し自分中心で、今あること、今から起こることだけを見ていた気がします。常に今というその瞬間を漠然と、感情の赴くままにただただ行動してきました。考え方にいたっては、楽しいか楽しくないかだけをもって生きてきたと思います。
しかし、ライフスタジオに入り、今まで自分とは疎遠だった学習を哲学を通して学び始めました。その時その時は、なぜ会社で学習をするのか、なぜ言葉1つ1つを辞書で調べて、意味を考えて、討論しているのか意味が正直わかりませんでした。
しかし、分からずとも一旦会社で勉強させてもらえる機会を与えてくれるのならばと少ない頭で、その場しのぎで行ってきました。そして、何年と月日がたち、なぜライフスタジオが哲学を学んでいるのか、なぜライフスタジオが人に価値を置いているのかというのが段々見えてきた気がしました。
それをここで話すとなれば、今の僕ならばライフスタジオに思いも、感謝も、情熱もあるのでたくさん語ることができます。しかし長く書いたら話がそれそうなので、僕の考えが成長したと感じたポイント、つまり、ライフスタジオを通して得た考え方をシンプルに言うのであれば、それは、自分のことを整理することが少し出来るようになった、そして、自分以外の周りのことを細かくみようとするようになった、関係が大事だということの気付き、この3つを上げることが出来ると考えました。
自分のことを整理するというのは、単純に今まで、ただ楽しいからあれをやろう、これはつまらないからやらない、こういった単純な考えたから、自分はそもそも何を行っている時が楽しいのか、なぜ楽しいと思うのか、自分はこういう状況の時には、こういう風に陥ってしまうなど、自分に対して細かく知るようになったことです。自分とはどういう人で、どんなことを行っていきたいのか、自分自身の中に複数ある絡まっている糸を一本一本ほどく作業をするようになったということです。
そして自分以外の周りのことを細かくみるようになったのは、自分という存在が色んな物、人と関係があることを知ったからです。ただ今までは自分しか見ていませんでしたが、自分だけを考えて自分だけの利益だけを考えると、その利益はすぐに負債というコインの表裏のようになってしまうことを知りました。また、周りを見ることで、自分が行う行動が効率的にもなりえることができ、さらに周りをみることで自分にとって必要なものが見えたり、自分自身の問題の解決にもなってくると感じたからです。
そして関係というのは、生きている中で関係がないものがないのを知りました。目の前に来る課題は自分を成長させてくれるきっかけであり、僕の好きなごはんを食べるのも、色んなものとが関係して出来上がった料理であり、人と人の間で生まれる関係の中で価値が生まれたりと、人は関係を築きながら生きて行くことを知りました。
このように考えられるようになっただけでも、自分の中では大きな変化だと感じています。この変化のおかげで、物事に対する認識が変わったため、おのずと行動も少し変わって来たのだと思います。考え方が変われば、行動も変わり、結果も変わるのだと発見することが出来ました。
なぜ私がこんな話を写真分析を通して書いているのか。この考え方が、写真という物の見方を変えてくれたからです。
何をやるにしても、最初は大きな枠でしかみることが出来ず、やっていくにつれて大きな枠からその中の細かい部分が見えてくると思います。今回の1か月は自分にとって、また新たに細かく見るきっかけを与えてくれた期間でした。
今回写真を撮るにあたり、自分にあてた課題は「観察する」ということでした。
写真を毎日ライフスタジオで撮っていくと、自分の中で習慣生まれてきます。その習慣は経験ということを通して生まれた習慣です。被写体とインテリアが合う場所まで誘導して、その中から被写体の美しさ、可愛さ、その子らしさ、ふとした表情、行動などを意図的に誘導して撮影をしていきます。しかしその習慣が、悪くいえば、自分の取り方に被写体をただ当てはめて撮影してしまう一方的で、変化のない撮影になってしまうこともあります。しかし、被写体いつも違う人です。同じ人は1人もいません。ならば、自分が撮っている習慣も変えていかなければなりません。よりその子らしさ、その子を美しく撮っていかなければならない使命がカメラマンには生まれてきます。
ではどうやって自分に身についた習慣を変え、その子らしさを撮っていけばいいのか。考えたときに出てきた答えは、整理をすることと、その子の部分部分、全体的にみること、関係をより見ていくことだと考えました。
整理するということは、写真は色んな構成要素をもって成り立っています。ただ単になんとなく撮るのではなく、光、色、構図、インテリア、線、コーディネート、人をうまく1つの長方形に入れることで初めて整理された綺麗な写真が生まれると考えます。そして部分部分というのは、その整理された中でどの部分を強調して写したいのかポイントとなる部分、そしてその部分となる所にどう細かく自分が条件を作るかによってポイントがさらに際立つと考えます。そして全体的にみるというのは、バランスです。写真の要素となるものを全部協調して写してしまうと、ごちゃごちゃした写真になってしまうために、バランスを考えて構成を考えなければいけないということです。そして関係というのは、写真 の中に映っているものが、被写体と写真要素とどう関係して美しい写真を形成しているのかということです。これらをいつもより、詳しく見て、写真に残すことを観察という言葉でこの1か月間行ってきました。
では実際に写真を通して見て行きます。
まず被写体となる子供達が2人とも同じ色のドレス、ネックレスをしていました。シンプルに言えば、統一感が2人にはありました。その時に、どこで撮ったらこの2人の白いドレスがより綺麗に映るかと考えたときに、店舗で一番光が強く入るビンテージの窓枠があるスペースに行きました。
そこの扉を開くと白カーテンがしてあり、逆光で撮ると背景が飛び、白く光ります。また、ホリゾントとは違い証明でなく、自然光が入る場所であるために、光に鮮明さが出ます。実際にその鮮明な光が右の子供の髪にあたり、髪の質感を美しく表現してくれています。
そしてただ逆光で撮るのではなく、白ドレスをきた2人をより、美しく表現したいと思い、白のカーテンの前ボケをいれて、抽象的ですがふわふわ感を出しました。これをいれることにより、ふわふわの中に包まれてい状況を作りました。また、2人で本を見ている写真ですが、右の子にピントを合わせました。普段の僕なら複数の被写体を撮るときには、ピントを全員に合わせますが、今回は右の子にピントを合わせました。2人の本を見る時の特徴が左の子は、本を見るように誘導した時に、本の中で探しものを探している表情が一般的に可愛く本を読んでいる表情でした。それに加え、右の子は、本に集中している時に、唇を尖らせて、その子らしさが出ている表情、そしてまつ毛が長いという特徴を強調しようと思い右の子にピントを合わせました。もしこの写真が2人にピントがあっていたら、僕が伝えたかった意図が伝わりずらかったかもしれません。
この写真は本を読んでいる2人の姿を映したかったので、余計な物は全ていれていません。私の中でシンプルに整理した結果こうなりました。また望遠レンズのピントに合わせたもの以外をぼかしてくれる特徴を生かして前ボケと背景が見えずらいかもしれませんが、グラデーションを作ってみました。
今回いつもより詳しくみることを通して、学んだことは、自分も自分自身の整理をすることで悩みが解消されたりするということを教訓に、写真も色んな構成要素をシンプルに整理することによって、出したい結果物が明確になるのではないかと思いました。また、長方形の中で1つ1つの要素の関係が強調しているのではなく、関係性をもたせるようにうまくバランスをもたせることも重要だと気が付きました。そして最後にその整理と関係性をどのような光を使って表現していくのかがポイントになるのではないかと考えました。
光も量、質、形、方向、色など無数の組み合わせ方があるので、それをどう被写体と、インテリアと、構成要素とバランスを持って1つにしていくか、これからも詳しく見て行きながら写真という形に残して行きたいです。
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