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横浜青葉店
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写真分析 「クローズアップ」

投稿日:2022/7/18

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@Yokohama Aoba

Photo:Reiri Kuroki

Coordi:Misaki Nakagawa

Write:Takuma Oto

 

カメラマンデビューをしてから、他のカメラマンさんが撮影した写真で分析をかいていなかったので、久しぶりに分析をしてみます。

 

「クローズアップ」とは被写体またはその一部分を画面いっぱいに拡大して写すこと。

インターネットで検索すると、こういう説明が出てきます。

 

ただ、寄っただけの写真はライフスタジオの写真としてクローズアップとは言えないと思っています。

被写体の魅力がその一枚にぎゅっと詰まっている事、カメラマンがその子の何を魅力としてとらえ、表現をしているかがぱっと見てわかる写真だと思います。

クローズアップは構成要素が少ないので、一つ一つをしっかりと気にしないといい写真と言えなくなってしまいます。

横浜青葉店の先輩方が撮影してきたクローズアップの写真たちをみて、真似をしようと何度も挑戦していましたが、先輩方と何かが違い、その何かが分からなく、ボルボさんに相談させて頂きました。

 

      

 

ボルボさんが撮影したクローズアップの写真と、僕が撮ったクローズアップの写真の違いを出来る限り挙げてみました。

・光(鼻筋のラインとかの影)

・被写体への角度(写したいもの以外がボケて集中できる)

・寄り方(単純にもっと寄っている)

 

僕が思いついた違いはこれくらいでしたが一番決定的な違いがありました。

それは「表情」。

僕が撮っていた写真の子たちは全部表情が同じ。型に人をはめてしまっていました。

被写体の魅力を表現しなければいけないのに、その子らしさを表現できていませんでした。

 


 

トップの写真は2018年にれいりさんが撮影された写真です。

望遠レンズ200㎜で画面いっぱいに被写体の魅力が詰まっています。

僕が感じたこの写真の要素を考えてみます。

 

・背景が写っていないので被写体だけにフォーカスできる。

・伏し目の写真、被写体の少し斜めうえから入ることでピントがまつ毛にだけあって、まつ毛に集中できる。

・くるくるお洒落に巻いた髪の毛を画面の右側に写して、写真全体のバランスを取りつつ、彼女の女性らしさも表現している。

・髪の毛に綺麗な光が当たっていて、少ない構成要素の中にきちんと立体感が生まれている。

・笑顔の瞬間にシャッターを切っていて、彼女の人柄がしっかりと表れている。

 

この要素を一瞬で見極めて、撮影することができる、流石です。。。

 

ただこの写真を真似しようとして、他の子を同じ角度で撮影したとしても、その子にとってベストな角度とは限りません。

人によって一番美しい角度は異なります。

クローズアップひとつとっても撮影方法は様々です。

光の使い方、手を入れるのか入れないのか、小物は使うのか、被写体への角度。

何度も言いますが、クローズアップは構成要素が少ないので、一つ一つをしっかりと気にしないといい写真と言えなくなってしまいます。

 

スタジオに来てくれる子の一番美しい角度を見つけて、被写体に合わせて魅力を表現できる。そんなカメラマンになりたいです。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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