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横浜青葉店
写真分析「光に合ったイメージを」
投稿日:2021/8/1     更新日:2021/8/1
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photo Takuma oto
model Nana Tokumasu
カメラ教育が始まって、早くも3ヶ月が経ちました。
基本的なカメラの設定、構図、光の見方、角度、色んなことを学んできました。
趣味でカメラを触っていましたが、今よりも全然考えずに撮っていました。
ミッキー撮る時は順光がいいよねぇとか、逆光は難しいねーとか、ただ適正露出に合わせて、日の丸構図でミッキーのことを撮るだけ、そんな感じでカメラに触れていました。
カメラ教育は、まず最初に光の見方から始まりました。その時に一緒に、光に合わせたイメージを教わりました。
逆光は「かっこいいイメージ、シルエット」とか「ふわふわなイメージ」。
笑顔の目線の時はサイド光か、半逆光がいいよねとか。
例外はあると思いますが、こんな感じの基本的なことを頭に入れて、撮影練習を続けていました。
撮影練習は基本、営業が終わったあとの業後。
ライトボックスや蛍光灯を使った練習が多く、自然光で練習できるのは、予約が空いているお昼くらいでした。
この写真を撮った日は7月10日。
夏至を迎えて日が伸びてきていました。
梅雨真っ只中で、晴れの日があまりなかったのですがこの日は晴れていて、営業後の掃除中にななちゃんに「晴れてるから撮練しよ!!」と言っていました。
掃除だったり業務だったり、色々終わってからいざ撮影練習!となったんですが、撮影練習の開始が19時過ぎ、ぎりぎり自然光でとれるかなという明るさでした。
光とイメージのことを前に書きましたが、このときに撮れるイメージの写真は、限られていました。
そんな中、僕がこの時イメージしたものが、「たそがれ」でした。何かを考えてるイメージ。
「たそがれ」は、夕暮れ時の人の顔の識別がつかなくなるくらいの時、まさにこの時の時間でした。
写真分析
光:順光よりのサイド光、光は弱め
場所:水色エリア、階段をあがったすぐの窓際
設定: 1/100 F2.8 ISO1600
70-200 150mm
構図 :三分割構図
◇光
サイド光、鼻筋にあたるすごく弱い光でした。
ななちゃんは鼻筋が綺麗で強調できてる。
偶然ですが、階段下のオレンジの光が付いていて、補助光になって立体感が出てる。
◇レンズ
70-200。
窓の外の家の屋根をぼかして見えなくしたかったので望遠を使用しました。
◇設定
夕暮れ時とても暗かったし、背景をぼかしたかったので絞りは解放2.8。
シャッタースピードは手ブレしないギリギリ。
ISOは上げすぎず、鼻筋、表情が見えるような露出に。
◇構図
三分割構図。
何かを思っている感じを出したかったので、敢えて頭の後ろをあけました。
空間を埋めるため、前ボケを入れようとしましたが、前ボケにあたる光が足りず、中途半端になってしまいました。
ここまでローキーな写真は、イメージがないとただ暗いだけの写真になってしまうので、普段あまり撮ることはありませんが、撮影練習で撮ることが出来て良かったです。
ポーズの指示はしましたが、表情はななちゃんが自分でしてくれました。天才です。
ライフスタジオの撮影は自然光メインで撮影しているので、その時の時間だったり天候だったり季節によって、光の種類、強さが変わってきます。
どんなに撮りたいイメージの写真があったとしても光がなければ撮れる写真は限られてくると思います。
なので、臨機応変に光を見て、その時の光によって撮れる写真をイメージできるように、もっともっと撮影練習をしていきたいと思います。
ななちゃんありがとう!!!
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