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暖かくなってきた時期。自然光がきれいに廊下に出てくることが増えて来ました。

 

そんな中で、来店してくれた子は恥ずかしがりながらもノリノリで撮影してくれる可愛い子でした。

水色と白をメインにしたお洋服で来店してくれた彼は、とっても夏っぽくて爽やかな雰囲気でとっても似合ったお洋服。

 

夏感を前面に出すにはどうしたらいいんだろうかと考え、うろうろしていたら廊下に綺麗な光が！

 

七五三の記念で廊下を使う事はありましたが、カジュアル撮影で廊下を使った撮影はあまりしてきませんでした。先輩たちがやっているのを見ているだけで、自分からここで撮ろう！とならずにインテリアでの撮影で終わらせていたことが多かったと思います。

 

ここで撮りたいな！としっかり思ったのはこれが初めてでした。

木陰で自然光がまばらにきらきらしている玄関。この木陰を上手く使うことはできないだろうか？と考えました。

 

本人にしっかり光が当たってほしい、どう座らせたらいいのだろうか？「あやちゃーん！」とコーディのあやちゃんを即座に呼び、「ちょっとここ座ってみて欲しいです。」と自分の想像していた場所に座ってもらいパシャパシャ写真を撮りながら光を見ました。「もう少し手前のほうが良いかなー」とぶつぶつ考えていると、「もう少しこの角度にしたら？」とアドバイスをしてくれました。撮る前に確認をしながらコーディと2人で撮りたい写真の共有をすることで、撮りたいものの共通認識と2人で作る写真になってとっても嬉しかったです。

 

「良し！ここで撮りたいからおいで〜」と彼をよび、そこに座らせます。自然光たっぷりで背景はとってもきらきらしていますが彼は木陰に入り少し色が濃くなっています。彼を引き立たせるためと背景の木や緑がパキっとした印象になるよう明るすぎない露出で撮ってみました。

 

コーディも私が撮りたい物を理解してくれているので、ポージング指示をしてくれました。腕や服に木陰から入ってきた光が当たって少しだけ当たっています。夏の大自然みたいな感じで撮りたかったので、背景の木は必ず入るようにしました。あやちゃんがそれに合わせてたくさん小物やポーズを彼に合うようにしてくれました。麦わら帽子や服に合った水色の靴は彼の爽やかさや夏感をグッと引き出してくれます。

自然光が入ってくる時間が長くなってきたこの季節。様々な光の工夫が出来るようになってきます。蛍光灯の光とは違って時間帯で印象が変わる自然光。当たり方一つでも見え方が変わってきます。この時期自然光をたくさん使った写真に挑戦して写真を撮るのに大切な光の使い方をもっと楽しんで知れて行けたらと思います。