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Misaki Nakagawa
横浜青葉店

中川みさき

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Book log.01:だれも知らない小さな国

投稿日:2021/2/16     更新日:2021/2/16

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こどもの頃に読んで、印象に残っている本ってどのくらいありますか?

私は物心ついた頃からとにかく本を読むことが好きで、とくに小学生の頃はすご〜く熱中していろいろな本を読んでいました。

私にとって本は、学校の図書室や図書館で借りてくるものでした。

壁一面にズラ〜っと並べられている本の中から、タイトルや装丁、挿絵からどんなストーリーかを想像して選んで、読む。

当時は宝探しのような感覚で本を読んでいたのかもしれません。

 

 

先日ふと、今年はこどもの頃に好きだった本を読み返してみようと思いました。

そしてそれなら、一番最初に買って読みたい本はこれだ!というのがスッと思い浮かびました。

すぐさまAmazonで全巻セットを購入し読み始めると、大人になってもやっぱり面白い。

今回はその本と、その本にまつわるこどもの頃の思い出を少し書いていきたいと思います。

 

 

だれも知らない小さな国/佐藤さとる


 

–内容紹介–

びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。

ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。

ある日小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちがぼくに向かって手を振った。

うわあ、この山を守らなきゃ!

日本初、本格的ファンタジーの傑作。

−講談社文庫「だれも知らない小さな国」より引用

 

 

コロボックルと出会ったのは、小学校3年生か4年生か、

小学校の図書室で見つけたのだったと思います。

表紙に描かれた、コロボックルの素朴なかわいらしさと個性あふれるその姿に、

一瞬で惹きつけられたのをよく覚えています。

 

「だれも知らない小さな国」はシリーズの第1作目。

私が生まれるよりもはるか前、1959年に出版された本で、シリーズとして全6巻あります。

「だれも知らない小さな国」「豆つぶほどの小さないぬ」

「星からおちた小さな人」「ふしぎな目をした男の子」

「小さな国のつづきの話」「コロボックルむかしむかし」

(第6巻に関しては当時「小さな人のむかしの話」というタイトルでしたが、文庫版になる際にタイトルが改められたようです)

一番好きなのはコロボックルがマメイヌという幻の犬を探しだす冒険譚、

第2巻の「豆つぶほどの小さないぬ」です。

 

 

一枚のふきの葉をめくるとその下に数百人ものコロボックルが隠れていた。

コロボックルは人間のことを観察するのにアマガエルの皮を被って出てくることがある。

コロボックルはとても敏捷で素早く動くので、普通人の目には見えない。

 

コロボックルのこの生態だけでも、なんだかわくわくと胸がはずみます。

この本を読むとだれもが一度はコロボックルを探しに出掛けるのではないかと思います。

小学生の私も誰もこないような空き地や林を探したり、

大きな木に穴が空いている部分を見つけると、その根元に貢ぎ物(おやつとか)を置いてみたり、

どうにかこうにかコロボックルの友達になろう!と奮闘していました。

この本を読んでいると「指先ほどの大きさのコロボックルは本当に存在するのだ」と、疑うことなく信じることができるのです。

それは詳細に描かれるコロボックルの生態や街の風景が、

しっかりと説明される機械の仕組みや物の構造が、出来事が、

「この話は本当にあったことを書いているのだ」と納得させられるような現実感となっているからです。

 

そして、この本の影響を受けてやってみたことが私はもう一つ。

それは、自分でも物語を書いてみることでした。

コロボックルたちの魅力あふれる冒険譚を、自分でも生み出してみたい!と考えた小学生の私は、

勉強机に向かい、作文用紙相手に一生懸命に物語を生み出そうとしたのです。

 

が、憧れがあるからといってそんな才能があるわけもなく(笑)

当然著者の佐藤さとるのような妙にリアルな風景描写もできなければ、

コロボックルたちの生態活かしたストーリー展開もできないわけで、

書き始めた物語は早々に頓挫し、作文用紙は誰の目に触れることもなく、

机の奥深くへと仕舞い込まれたわけです。

さすがにどんな内容の話を書こうとしていたかまでは覚えていませんが、

今回改めてコロボックルシリーズを読み返していると、

そんな小学生の時のことをちらほらと思い出すのでした。

これを黒歴史と呼ぶのか、幼い日の微笑ましい思い出としてみるのか…

そのくらい、このコロボックルの物語に魅了され、大好きだったのだ!ということです。

 

描かれる街の風景は、もしかしたら今のこども達には馴染みのないものかもしれないけど、

でもきっと令和になった今も、コロボックルは様々な工夫をしながら、街のどこかでひっそりと暮らしていて、

私たちのことを観察しているのかもしれない。味方になってくれる人間を探しているかもしれない。

大人になった今読んでも面白い本ですが、

ぜひ、こどもたちに、こどものうちに読んでほしいシリーズだなと思っています。

読んだらコロボックルたちを探しにいきたくなるんじゃないかなぁ。

 

ちなみにこのコロボックルシリーズですが、

2015年に有川浩さんが継承し、新しい物語を生み出しています。

「だれもが知ってる小さな国」

有川浩さんらしく、コロボックルの世界を描いているので興味のある方はぜひ^ ^

 


 

去年、一昨年とあまり自分のことを書くブログがなかったため、

今年こそは自分のことを書こう!と気軽な気持ちで本紹介を…と書き始めたブログでしたが、

思いのほか長い文章になってしまって、自分でもびっくりしました。

今まで書いたどの写真分析よりも長い…(笑)

今年こそは読書をしたい…!と思っているので、定期的に記録を上げられたらいいなと思います。

もしおすすめの本があったら教えてください^_^

 

長い文章、お付き合いいただきありがとうございました。

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