1/160　ｆ3.2　ISO1000

 

被写体を撮影するとなると皆さまはどんな写真が真っ先に思いつきますか？

写真の仕事をする前の私はカメラ目線の笑顔と思っていました。

もちろんカメラ目線の笑顔も素敵です。

ただ、それ以外の目線を外した写真やあえて被写体が遠い写真など被写体の写真と言っても様々な写真があります。

その中で、今回は前ボケを意識して撮影をした写真について紹介します。

まず、前ボケとは言葉の通りわざとボケさせるものの事を指します。

写真に奥行き感の演出や、色味を足すなどいろいろな役割が前ボケにはあると思います。

 

 

写真の余白に表情をつけることができるのも前ボケのまた魅力だと思います。

今回の写真は彼の背中側に前ボケを入れました。

理由としては彼の考えを表現したいと考えたからです。彼が手元に目線とは真逆の所にボケを入れることで彼の頭の中の考えていることが表現できたらいいなと思いここに前ボケを入れました。

 

被写体の表情仕草にあった写真を今後も撮っていくために、被写体以外の要素に気を配りながら撮影を続けていきたいと思います。