Photogenic
豊川店
私の写真は「古い」のか
投稿日:2024/7/31
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七五三撮影をする上で、私は気にしていることが何個かある。
・プリントをした時に切れないか
・生涯をかけて被写体の汚点になるような写真では無いか
・あまりに流行を追いすぎてはいないか(家族全員が喜んでくれる写真かどうか)
・被写体が可愛い角度を自分の目で探せているか
どれも、当たり前のように感じる。
しかし85カットを納品する上で当たり前に可愛い写真を残したいので
そのための基準を自分の中に持つ。
「商業写真館だから、お客様にお出しするものとして当たり前のものを出す」
もしこれが写真の原動力だとしたら…
被写体は誰でもいいことになるし、撮影者も誰でもいいことになる。
「あなたと、私の過ごした時間の結晶」
だからこそ、ライフスタジオに意味がある。
写真は、こうしたら問題がないというセオリーが存在する。
そのセオリーだけを追い求めている修行時代は一定期間存在するだろう。
しかし、その先に、私たちがライフスタジオが追い求めていかなければならないものは何か。
変革、自由、個性、挑戦、美しさ、表現…
たくさんの言葉があるだろう。
でも結局、ここに立ち返りたい。
『あなたが来てくれたから、私はあなたの美しさを全力で表現したい』
『そしてそれは I(私)じゃなくWe(私たち)で。』
この写真の解説。
ハーフ成人式、型物を撮影したのちに、少しのスパイスを加えたかった一枚。
時間は昼近い午前。
ライティングは左横前からのナチュラルライト。(ディフューズ)
背後も含めてトップライトは全て落として、
右奥のペンダントだけを点灯。色被りしたくなかったので被写体と距離のあるところで色を使用。
インテリアの黒、オリジナル着物の黒、チュールの黒、帯のドットの黒
被写体の髪の黒、被写体の瞳の黒
質感が違う黒をちゃんと映せるように。
photographer:mari
coordinator:mayuyu
studio:Hamamatsu
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