アメリカのソーシャル・ネットワークサービスの中でpinterestというものがある。 そのサービスに入ると、すべての分野の写真を見ることもでき、ダウンロードもできて自分が好きな写真資料を収集することに非常に便利だ。 写真で、視覚的な領域は主観的領域と同じである。 つまり、自分が好きな構図やアングル、色、事物、人間の表情などで画面を構成するようになるというのだ。 したがって、個人の写真を見ると、その人の好みや性格も見当ができるようになる。 私たちが撮るスタジオの写真が変化したのは、上で説明した ソーシャル・ネットワークの影響も大きく作用したと言える。 視野が拡張されたという意味だが、10年前までは探せる資料が同じ市場の中での写真やもう少し広くは、ウェディングスタジオのホームページ、書店にいる雑誌ぐらいだった。 しかし、検索だけで世界で撮った写真を数ほどたくさん見られたらもう目に入れられる写真の限界はないとしても過言ではないだろう。
 
このように、自分の見方から脳で受け取ったイメージを私たちは現場で適用させて撮影をする。 しかし、最上のイメージを得るために時には残りを放棄しているのではないか。 頭の中にある想像のイメージを現実で発見するために、そのイメージが出るまでシャッターボタンを押さないで待つせいで逃してしまうカットが多いのではないかと考える。 つまり、理論を準備せず、被写体を会ったら探してみようという怠惰さが自分の内面に存在しているかも知れないということ。
 
自分だけの理論は自分が撮った写真の科学であると考えてみる。 科学は日程の法則を持つようになるのに経験で取得したことを研究して分析してテストしながら日程の公式を作り出す。 そのような知識を論理に合わせて配列したり、整理することが理論であり、自分だけの理論というのは、自分が撮った写真に対する原理を明確に知ってそれを基準に写真を撮るため、全ての撮影の基準となる。 したがって、撮影者が条件と環境に吸収されるものではなく作っていく人というのは、自分の撮影科学があるということとも同様であるといえる。
 
そうしたら、経験がすべて理論になれるのか? そうではない。 撮影の経験が多いほど、物理的に上手になるかもしれないが、自分が撮った写真に対する指摘を相手に説得させなければ、一般化はできない。 認識と実践の繰り返しが継続しなければならないと思う。 認識に関するものは多くのものが例示されることができる。 マトニティを撮影するのにどうして被写体の手はお腹の上にだけ載せられているか、後ろ姿や横顔はなぜカットの大半を占めるか、子供を撮るときと大人を撮る時になぜに似合わない同じ背景から同じように撮影するか、どうしてたまに顔への露出が2倍以上も暗くて黒く写った写真を撮るのか、家族写真で、なぜ前に出た子供を親は焦点が合わないまま見守っているかなどの理由を聞いて意味を見出す概念を知っていたり、作っていくことが認識ではないかな?
上で例示した内容が正しくないというものではなく、それがなぜ好きな写真かについて聞かれたとき、ただ偶然写ってきれいに見えてだけではなくどのような原理が適用されたのか内容がなければならないということだ。 実践の過程は認識されて規定したものを共有するものであると思う。 写真は正解がない価値であるため、自分が考える定義また、正しいこともあり、そうではないこともありうる。 したがって、極めて主観的である可能性がある写真に対する自己の論理を客観化することができる方法は共有して共感することだ。
このような認識や実践が同伴された経験から 思惟して、分析して、原理を作っていくことが理論をしっかりするもう一つの過程であるだろう。
 
草加店の空間は撮影において、'とてもいい'空間中の一つだと思う所だ。
理由は一つ、被写体が直接受けられる光が近くに位置している。 草加店の1階は三面がガラス窓と被写体に届く自然光の条件が多いようだが時間によって光の移動がひどくて実際にスムーズに光を受けられる環境ではない。 草加店で初めて撮影する撮影者たちが最初の難関にぶつかるのが光だと思う。 目で見える光と実際の撮影されて表示される露出、彼による肌の色が意味しないように変わって、"どうするんだ?"という考えで頭が白くなるのだからだ。 結局、写真は発見することだが、最初から公式を立てて撮影をすることはできない。 それでサンプルがデータになることでもある。 集中して探して発見された空間を自分のデータに設定することが重要なのだ。
 
二人目、距離感の表現だ。 撮影者の出て被写体の間に木の枝が適切に配置されて被写体と後ろにあるツリーハウスの距離を望遠レンズが整理をしてくれる。 整理をしてあげるという意味は私たちが頻繁に使用している望遠レンズの活用意味も同じである。 つまり、どうして望遠レンズを使用するかに対する答えでもある。 望遠レンズが持っている狭い画角と浅い被写界深度の特性で被写体を浮上させて、アウトフォーカスという光学技術で空間を圧縮させ、遠近感を狭めて画面を整理するという概念だ。 しかし、機械的な効果が負担にならないようにするためには、被写体と構成している条件が連結されなければならない。それが撮影者たちの狭い幅だが、決定的な違いになることもある。 最も遠くから入ってくる光とそれによってつぶれたツリーハウスのラインと色、そして前に掛かっている木の葉と自然に円を描きながら、さまざまな条件が一つに集まるようにすることは一般性ではなく、特殊性に適用されるためだ。
それならこのような空間的な要素を組み合わせて私はどうして被写体を浮上させようとしたのだろうか。 一言で私との関係を通じた美しい表現の極大化ではないかと思っている。 極大化というのは関係されていることに対する最善の努力だと言える。 出会った少女の子供をもっときれいに表現してあげたい撮影者の意志であり、それで光も準備してレンズの性質も準備して前に掛かる木の葉まですべての条件を準備することだ。 画面を準備する自身、一緒に息を 合わせる仲間、我々と共に撮影し、楽しさを発散する子供、このような三拍子がうまく調和を成し、一枚の写真が作られ、そのような時間が75カットで表現されるものであり、それが私たちが写真で追求しようとしている価値として完成になるのだ。
 
このように写真を撮る価値に対する自分自身の理論は続く可能性もあるが、崩れたりすることでもあると思っている。 なぜなら理論を基準として撮影という行為をするが、行為の中で新しい経験はまた、発生するものであり、新鮮なイメージが自分の目に引き続き発見されるからだ。 重要なのは、自分が立てた理論が覆されたり変化されたりすることを認めることであると考える。 現実的にライフスタジオの大部分撮影者たちが写真をうまく撮っている。 しかし、今のところ、イメージにとどまっていることも現実だ。 イメージを作り出すことに、それぞれの理論が明確に存在しているはずだ。 なので、これからは写真を論理と結合して新たな実体を構成してみるのはどうだろうか?