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新百合ヶ丘店
アクロポリス-分かるということは?
投稿日:2012/2/27
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分かるということは何でしょうか?
‘夜の紙芝居’の作家宮地直樹は人を四季で表現しました。
春は知っていくこと、夏は社会で成長すること、秋は出家や自立すること、冬は未来。
上の話を引用しようとするなら私たちは現在、人間で夏や秋に該当する生活を送っています。
年齢、時期上で私たちは夏や秋に存続していると考えるためです。
だが、知っていく人間の最初の季節である春を忠実に送ったかが問題になります。
特に、資本的急成長を成し遂げた日本、韓国では偏狭的で注入式の教育を私たちは受けてきました。
人格教育より優先されるのか食教育、人類愛よりは競争教育を受けてきたし、現在の私たちの子供たちも全く一緒である教育を受けています。
西欧先進国の教育は私たちと差を見せます。
人格教育のための‘人文学’と‘哲学史’に対して相当な時間を割愛します。
世界最高の大学はこれを必須に決めています。‘リーディングで勝負しなさい’の著者の話によればこれが私たち教育の致命的なものだと断定しています。
その言葉が事実でもそうでなかったとしても私たちは‘ソクラテス’より‘数学方程式’により多くの時間を投資したというのは明白な事実です。
世の中を知る権利を私たちは持っています。
そうするためには偏向的でない教育と勉強が必要です。
技術的な勉強も重要だが人間と人類に対する知識も重要です。
‘哲学サークル’はそのような意味で重要な役割を果たします。
この前討論で‘権力と愛中何が世の中最後に残るだろうか?’というものに対して各自の意見を取りまとめました。
結果的には残念ながら‘権力’が残るという意見が支配的でした。
心の中では‘愛’と全部叫びたかったでしょう。
しかし人間中心の近代的哲学だけを習ってきた私たちは‘神は死んだ’のニーチェの話のように‘愛’を殺してしまいました。
愛は結局感情的であるために理論的で経験的な権力に勝つことができないという結論を出してしまってしまったのです。科学的な近代哲学だけが真実でしょうか?
科学的で理論的なことが真実に近いならばすべての宗教と愛と新などはファンタジーに過ぎません。
私たちはさらに分からなければなりません。どれが真実なのかは私たちが死ぬ時まで知らないでしょう。
しかし本当の‘パズル’を合わせて行くことにおいては多くの知識と思考が必要です。
ブラジルに雨が降ればスターバックスの株式を買わなければならない、世界オイル価格が上がれば小麦粉値が上がるという一般的な知識を例にあげてみましょう。
世界最大のコーヒー原豆生産国ブラジルに雨が降ればコーヒー原豆の生産力が増えます。
するとコーヒー豆価格は落ちることになって世界最大のコーヒー販売店であるスターバックスの原価が減ります。
それならスターバックスの利益率が上昇することになるのです。
世界のオイル価格が上がればなぜ小麦粉値があがりましょうか?
世界のオイル価格が上がれば自然燃料の価値が高まります。
自然燃料は主にとうもろこしが占めるが、それならとうもろこしの値が上がります。
麦ととうもろこしの世界最高の生産国の米国の農家は麦よりとうもろこしの生産に没頭します。
結局、麦の生産力が落ちて小麦粉をほとんど輸入に依存する国々は高値の小麦粉を購入することになります。
このように、私たちはその理由を確かに理解してこそその原理が分かるのです。
人間に対する問題の原理は危疑例より1000倍難しい問題です。
しかし‘分かるということ’は私達の目を客観的に開くでしょう。
‘哲学’をしなければならない重要な理由はこれだけで充分ではないでしょうか。
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