Staff Blog
新百合ヶ丘店
成城店のStaffへ...
投稿日:2011/12/31
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@初めに..
いつも頑張ってくれているスタッフ達へ。
毎日のように顔を合わせているので、私の心を文で表現しようとすると恥ずかしい気がします。すでに成城店もオープンしてから3年半以上が過ぎています。振り返ってみると本当にいろいろことがありました。光に苦しめられた時期もあったし、自分自身の能力不足で辞めていったスタッフもいて、私の力の限界に絶望したりもしました。
しかし未来に対する夢と希望がこのようなものより大きかったために、今の幸せな自分自信がいるということを発見します。成城店は3年半前と比較すれば経済的に安定し、スタッフの人数も益々増え、色々な寄付等で社会的寄与度もできる会社に発展しました。経済的安定ということは何より大きい力です。そこから会社の運命が分かれるためです。しかし私は会社の運命を経済的安定というものにだけ重点を置くのは危険な発想というものを少なくとも知っています。給料をたくさんもらい、お金をたくさん儲けると幸福の要素が全部満たされるの訳ではないからです。そこから来るストレスと執着はとても疲れるものです。
会社というものが単に生命を維持するための金儲けというものに全部を代弁していないという意味です。来年には他の突破口を探していけたらと思っています。そのような意味でライフスクールがひとまず中止になったのです。今後も対話を通じて私たちだけの文化を作り出さなければなりません。大層だったり派手でなくても構いません。私たちが作り、私たちがやり遂げたという内容で充分だからです。
私は成城店のスタッフが誇らしいです。まさにこのような力を持ったと考えるためです。世の中には色々な類型の人々がいます。磁石が鉄を引っ張っていくようにある程度同じ人が集まるといいます。ところが成城店のスタッフ達は、皆異なった性格を持っています。普通に考えてみると、色々な困難もあったかもしれません。しかし、お互いを理解しようとする心と、犠牲になってみようという心があるので完全に違った結果を作っています。
個人の個性が分かりやすく表現されながらも保たれているバランス。考えれば考えるほど、私たちは‘研究対象’です(笑)
@大内さん
彼女にはありがたく思っています。会社の雰囲気が最悪の時に入社し、雰囲気をどんどん変えていく彼女の姿を見てきました。
現在は多くの悩みと教育を通じて自身を振り返る時間を持っています。それによって大小の錯誤と誤解、そして気持ちの低下が続いています。これは決して悪いことではないです。自分自身を考えることができる力がある程度形成されたという事を意味するからです。ですからそれに対する非難と叱責をしていません。しかしこのようなこういう状態が長くなっている気がします。はやく複雑なジャングルから抜け出してもらうようお願いします。これを待つのは私だけでなく、全てのスタッフの希望であるはずです。それだけ成城店では大内さんの立場は重要です。今まで同じ空間で、難しい時から一緒に作り上げた努力も記憶しています。また、なによりもライフスタジオに向けた考えと心が美しいです。そして運動で鍛練されたからかは分からないですが肯定的な勝負欲を持っています。‘フェアプレイ’を通した勝利の真の味わい方を知っている人です。今はしばらく負傷中です。一日も早くコートに復帰し、真のプレーを見せてもらえたらと思います。
@八山さん
八山さんの第一印象をまだ記憶しています。若くてまだ自分自身をよく表現できない緊張した顔。大学を卒業し、初めてライフスタジオで働きはじめましたね。後ほど分かりましたが若いけれども理性的な考えを持っている事に驚いた時もありました。すべての職業、とりわけスタジオでは経験者を優待します。実務的な業務も経験があり、会社としてもリスクを負いたくないからです。それではなぜ八山さんを採用したのでしょうか?八山さんの将来性と会社の未来を見たためです。現在も同じですが、当時はいまより成城店の未来を予想する事が難しかったです。しかし目の前の現実だけを見て人を採用するということは建設的ではないと感じてきていました。未来がどのように開かれるかは大言壮語できないが長い時間を共にすることができる家族が必要であり、0から始まる人を育てる事ができる会社になるための力を育てなければなりませんでした。
カメラマンを希望していながら時間を置いた理由も段階的な発展を期待したためです。一歩間違えれば八山さんは成城店の実験対象と感じられるかもしれませんが、一緒に過ごしながらそのような意図はなかったと自分自身がよく分かることでしょう。現在はカメラマンで活躍中の八山さん。ある程度彼女の器が大きくなってきていることを感じます。たくさんぶつかってください。今、八山さんができる特権です。そして会社での価値をもちろんで自身の価値を探して行って下さい。難しい壁にぶつかっても急いで壊そうとせずに多くの錯誤をして下さい。それでこそ要領もできて自分だけの色々な方法もできます。前の壁はさらに高くて丈夫になるでしょう。私が槌になってあげられる事もありますがさらに高くてさらに丈夫な壁を積む人になる時もあるでしょう。いつかは今の姿を笑いながら対話できる未来を夢見ます。
@中山さん
中山さんを見ていれば思わず笑いが出てきます。何だか整理がつかない感じが…。
しかし内面を見せる時は真剣な姿。私たちは変化発展という話をしばしば使います。
変化発展する人…
成城店でこのような人を1人選べと言うなら私は中山さんと言うでしょう。変化発展の意味は人によって千差万別です。ある者は会社での成長を意味し、ある者は個人的な事を意味します。そのためにこの良い意味の話は単に‘単語’で終わってしまったりします。
私が考える変化発展する人というのは以下の通りです。
‘それを楽しむ事ができる人’
変化発展というのは一つのミッション的な性格ではありません。ミッション的な性格ならば写真の変化発展ないしは顧客感動の変化発展などもう少し具体的な話が出るべき妥当です。しかし私たちが決めておいたこのスローガンはさらに包括的です。いったい何のために変化発展するべきか…?難しいです…。
明らかなのは変化発展して隙間ない私たちを作ろうというのではありません。そのような変化発展は人の私たちをロボット化させるからです。その価値を探すために楽しまなければなりません。会社では会社に合う変化と発展を、個人的には個人に合う変化と発展と言う事ができます。
中山さんはこの2種類の変化発展をよく理解して実行しているように感じます。そしてこれを単にしなければならない義務などのプレスを抜け出して自ら楽しいことで昇華させています。時には心の表現が先に出てくるということは知っています。大地震がきた時の心の動揺、ライフサークル、ライフスクールに対する批判的な考え。しかし重要なのはすぐ自分自身の心を変えられる能力です。ボランティアも一番積極的に活動し、ライフサークルも楽しく参加しています。自身の考えが明確な中山さんは雰囲気に巻きこまれて考えが変ってきたとは思いません。自分自身を変化させて発展させた事でしょう。
時々私との些細なトラブルが生じる事もあります。しかし私は全くそれを恐れてはいません。それもまた、お互いの変化と発展に繋がるからです。
@鈴木さん
鈴木さんには常に申し訳ない気がします。他のスタッフに比べて共にする時間が短かったためです。それで時々私の行動を理解できない事があったかと思います。今後はもう少し対話をしなければいけないと思っています。鈴木さんは成城店、そしてステップにおいて新鮮なキャラクターです。特別なトーク能力、オーバーアクション、適材適所にさく烈するユーモラス。明るい成城店をより一層明るい雰囲気にしてくれてありがとうございます。
鈴木さんは成城店に必要な経験を持っています。他のスタジオで働いた経験とカメラに対する知識です。ライフスタジオは日本の一般スタジオとは明確に違う性格を持っています。
正統派がAならば、そこで大衆のニーズに合うスタジオがBという形態で日本各地で活発に活動をしています。しかしライフスタジオはAやBに属しないCというシステムを導入しています。
日本写真館ではなじみがうすい出発でしたが、私たちを認める顧客が増えていき、一つの写真館文化を作っています。私たちはCというものを誇りと感じ、自慢と感じてはいけません。そのような支店から鈴木さんはAやBを経験した人です。
私たちが違う路線を行っているとはいいますが、実際私たちの出発もAとBだったではないでしょうか。だが惜しくも私をはじめとするすべてのスタッフはCという枠から抜け出せずにいます。そうするうちに客観的でない考えに陥って怠惰になること事もあります。
たくさん教えて下さい。そしてたくさん習って下さい。
そうすることによりABCの経験から、ものすごい効果が出てくるでしょう。そのような効果を成城店で積極的に活用して下さい。
@最後に..
私たちが生きている社会は情報化社会です。しかし、すでに情報化社会以後の社会が到来しているといいます。これは何を意味するでしょうか?私たちは今正に始まる情報化時代に合わせて準備をしているのにすでに情報化時代は過ぎ去ったというからでしょうか?
実際、産業社会時代には素早く情報化社会を準備する者が勝利しました。そして先んじる人々はその後の人生の変化、すなわち夢見る社会(dream society)を準備しなければならないそうです。
情報化社会で先んじた情報がお金に連結されたとすれば次の社会は想像力と創造力が成功の源泉になるでしょう。情報化社会が高度な技術力で勝負する社会だったら、dream societyは感情的力で勝負する社会です。私たちが熱狂するすべての製品には自らストーリーがあります。アイフォン4sも私たちが熱狂するストーリーを持っています。誰かがストーリーを付与すれば人々はそのストーリーを信じることになるということですね。この時、必要なことが人文学的想像力、すなわち未来社会は誰がさらに立派なストーリーを作り出せるかです。
現在のライフスタジオの教育は情報より個人の創造力により大きい意味を込めています。
文学、哲学、リーダーシップが情報に対する教育と考える人はないでしょう。熱心に努力する時代はすでに過ぎ去りました。同じであることを繰り返して同じ考えだけしては淘汰されます。創造力は高い水準の知的な知識から出るというので、読書も怠ってはいけません。
2012年01月から学習休暇が実行されます。各自に合う計画をたててくれると信じています。
大きい効果を直ちに期待しはしません。しかし時代の流れに合う計画を組むことによって未来に対する練習の土台になったらと思います。自身に対する計画、成城店に対する計画、ライフスタジオに対する計画、何でも関係ありません。夢を見ることができてそれだけでも幸せになりえるそのような計画をたてられるように願います。もう一度言いますが、同じ事を繰り返して、同じ考えだけをしないようにしてください。私たちの五感は開いています。多くのことを経験して自身のものとして吸収してください。皆さんを信じます。
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