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新百合ヶ丘店
マシュマロの話
投稿日:2010/12/31
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‘今一個を食べるか、明日二つを食べるのか’米国、スタンフォード大学が600人の子供たちを対象にとてもおもしろい実験をした。
スタンフォード大学研究員らは実験対象になった子供たちを各々部屋に一人でいるようにした後マシュマロを一つ与えて15分の間このマシュマロを食べないで待つならばマシュマロをもう一つ与えると約束した。
ある子供はマシュマロの甘さに勝つことができなくて一つのマシュマロを食べたが、ある子供は2倍の甘さのために15分という長い時間を耐えた。
10年後600人の子供たちの中から一部を捜し出して彼らの社会適応力を調べたところ15分を耐えた子供たちが15分耐えられなかった子供たちより対人関係が円満で学業達成度も優れるということを明らかにした。
15分待てばマシュマロをもう一つ食べられるがその時間を待てずにマシュマロを食べてしまった子供たちを見ながら私たちは何を考えますか?
“忍耐力がない”、“子供なんだから”等多様な反応があるだろう。
しかしそのマシュマロの話がすぐに自分のことだと考える人は多くないようだ。
現実世界では数多くのマシュマロが毎日のように私たちを誘惑している。
路上で素敵なデザインで走っている自動車やショーウィンドウを飾っているブランドのカバンもマシュマロだ。
社会に第一歩を踏み出す時期にこういうマシュマロに落ち込めば資産形成に深刻な事態になる。
資産がある程度集まれば車一台を買ったりブランドのカバン1,2個ぐらい買っても家計がさまようことはない。
しかし安定した資産がない時期のこの程度の支出はだいぶ大きく、人より資産形成が難しくなってしまう。
もちろん若い時期に自分が稼いだ金で格好良く生きるということも悪いものではない。
結局は今マシュマロ一つを食べるほうが良いのか、未来に二つを食べ物かは自身の選択問題であろう。
現在のライフスタジオが進む方向は未来の二つのマシュマロのためではないかと考える。
目の前に見える利益のために量的膨張をするということより内部をしっかり確かめるという事はこれを証明する。
企業を着実に発展させるのは容易ではない。
現在を守ることが‘創業’より難しいのだ。
企業の持続的な成長を維持することが企業をたてることよりさらに難しいと考える。
今この瞬間の多くの人々と企業が各々夢を抱いて生きていっている。
その中には自身のマシュマロを食べてしまった人や、そうではない人もいるだろう。
マシュマロをはやく食べても遅く食べても成功する人と企業は明らかに存在する。
しかしすぐに目の前に見える利益を見る人、企業よりは明日を見ている人、企業が成功の可能性が大きくなる。
世の中で最も美しい誘惑が‘成功’という。
この美しい誘惑を捉えようとするなら誰よりも未来を見る知恵が必要でないだろうか。
最後に本中にジョナサン社長がチャーリーに見せたメッセージの内容で終わらせようとする。
アフリカでは毎朝はいえなが眠りから覚める。
ハイエナは最も速いライオンよりさらにはやく走らなければ死ぬという事実を知っている。
それで彼は自身のすべての力をつくして走る。
アフリカでは毎朝ライオンが眠りから覚める。
ライオンはハイエナを追い抜くことができなければ飢えて死ぬという事実を知っている。
それで彼は自身の全力をつくして走る。
ライオンでも、ハイエナでも同じだ。
太陽が浮び上がれば走らなければならない。
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