私は、２０歳前後にはコマーシャルスタジオに在籍しながら、物撮りから遺跡の撮影まで

広いジャンルをアシスタントとして経験して来た。

写真を志すものが一番に目指すのが今も変わらずコマーシャルの世界

華々しく、自己表現の場所、そんなイメージが先行するからだろう

実際の現場はそう甘くはなく、案外地味な仕事という印象を肯定的に持っていた私

それに比べると、家族を中心とした写真をメインにする『営業写真館』と日本では言われている私達の方は

目標にする若者が少ないのが現状です。

今回、名古屋にあるビジュアルアーツという専門学校の写真関係の生徒に我々の写真スタジオの魅力を伝えるセミナー

を先日行ってきました。

写真館は知られていないだけで魅力は十分にあることを生徒の反応や現在の写真館のあり方を聞く生徒の眼の輝きから確認する事が

できました。

私が、ライフスタジオに店舗を持った理由は今でも変わる事無く

写真館の魅力を伝える事、写真館に働く未来のスタッフを育てること、この一点

この、想いはライフスタジオに出会う１０年以上も前からスタートしています。

今回の機会が私の中で将来ライフワークになる為にはどう自分の状態を創るべきか考えることができました。

写真館を輝かせながら、その輝きを伝える機会を今後も増やしていこうと思うに至った

最近の出来事でした。