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新松戸店
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白石一文さんの世界に触れて
投稿日:2012/5/21
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本を持ち歩くようになって数年経つけれど
ハードタイプではなくて文庫がいいと
いつの間にか
そうなっていましたね
新作だとハードしかなくて、マイケル・サンデル教授の最新刊は
買っちゃいました。(それをお金で買いますか?)
少し前に、「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」
に出会って久々に上下読み切りました。
ショーペンハウアーに影響を彼が受けているとネットなどでは書かれていたのも
自分の中で面白い部分でもあった。
人生の全ての悪や罪や黒い色のすべてを盛り込む
すると、だんだんそれが「人間」だと強く確信に近い物を
感じてくる。それが人間くさくもあり、正直で真実だと感じさせてくれる
小説を読みながらも、作者の誠実性と人間性が伝わってくるようだった。
真実は決して醜くはないけれど、見ようとしない、無関心や無理解が
一見、綺麗に見えるだけに人は知らないうちに汚れていく
いい人でなくてもいい、正直で真実を見る目を持って生きていくべきだと
感じずにいられなかった。
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