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新松戸店
アクロポリス[acropolis] 第4回目主題No.1 「selfportrait」
投稿日:2011/10/31
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セルフポートレイト『内的欲求と実態の誤差』
集中しなくてはならない、集中したい、どうしたら自らが望む集中の領域に入る事ができるのか?
場所を空気を求めて車に乗った。
19歳で初めてセルフポートレイトを撮影したが、その時代も自己を表現することの難しさを感じた
経験を思い出していた。自らをモデルにフルヌードを撮影し19歳まで鍛え上げた筋肉や骨格のエッジ
で自尊心と力を映し出した。
37歳を目前に私のセルフポートレイとは実在の自分ではなく、光によって現れた『影』と実際に存在する
と認識されているだろう実在の世界との融合によって構成されている。見る者のセンスデータに迷いと違和感を
与える表現は時としてあるポイントに意図的に焦点をあてる。
自然とは実在すると確信して疑わない世界の中に自分自身を置きながら、その場にある空気感に身を任せ溶け込もう
と呼吸している。日曜日の昼に約20年弱の間、私は一般的な人と人との関係性で成り立つ世界に身を置いた事がなかった。
緊張感や心配や何かの危機とはあまりにも無縁な空気の中にその自然の中に溶け込もうとしながらも
映し出す影には現在の深く内的な思考に潜り込もうとする状態が伺えます。
しかし、その場所や方法に変化があること。知識集まる場所ではなく、ある意味『無』になる場所を心が求めてたどり着いた
場所が自然であることが形ではなく本質的に生きる事の中で物事のバランスを得ようとしている無の境地での選択が
肯定的な要素をもって対面していることを感じます。
仕事、家族、娘、恋人、愛、感情、願望、目的、目標、そして人が構成する世界のバランスをどうやって決めていくべきなのか
人生の中でのタイミングを感じ取っています。
『自然』とは私自身が選んで来た人生の『真逆』である姿
自然に溶け込むことで新たな自分を探していることに気付きます
内なる思考が止まる事はこの先もないでしょう
共に生きることに恐れず
五感で感じる事、楽しみ、感じ、悲しみ、喜ぶ事を
罪悪感を消し去り許すことが出来るのか
受け止めていく為の準備をしているのかもしれない。
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