新しい命を迎えるという、人生の中でも特別な時間。
マタニティフォトは、そのかけがえのない一瞬を未来に残す、大切な記録です。

私たちライフスタジオが撮影するマタニティフォトには、ただ「お腹を写す」以上の意味があります。
それは、母となる女性の内面の強さや優しさ、そして家族としてのつながりを、美しく、自然に描き出すこと。
写真が語るべきなのは、命の鼓動とともに流れる家族の時間です。

今回ご紹介するのは、LEDの光とインテリアの美しさを活かして撮影された一枚。
大きな窓から降り注ぐ柔らかなLEDの光が、空間全体を優しく包み込み、ママの表情や肌の透明感をより一層引き立てています。
窓辺のママさんはまるで時が止まったかのように静かで穏やか。
背景にあるドライフラワーや木の温もりを感じるインテリアも、命の成長を祝福するように寄り添います。

ライフスタジオでは、スタジオのインテリアそのものが一つの世界観を持っています。
シンプルでありながら、どこか懐かしく、温かい。
その空間の中で自然体の家族が浮かび上がるように、私たちは光を読むことを大切にしています。

光は、時間とともに表情を変える生き物です。
朝のやわらかい光、午後の深みを帯びた光、それぞれに美しさがあります。
しかしLEDは特性と条件を自ら作る必要があります。
被写体の立ち位置や角度をわずかに変えるだけで、写真の印象は大きく変わります。
特にマタニティの撮影では、ママの身体に寄り添いながら、安心できる距離感と心地よさを大切に構図を決めていきます。

この写真が語るのは、インテリアでも光でもなく、「待つ時間の美しさ」です。
新しい命に出会えるまでの静かな時間、たしかな鼓動を感じながら、心が少しずつ母になっていく過程。
その変化を、空間と光を通して表現することで、写真はただの記録から“記憶の物語”へと昇華します。

これから生まれてくる赤ちゃんがいつかこの写真を見るとき、
そこに写るママの穏やかな笑顔と、光に包まれた空間から、
自分がどれほど愛されていたかを感じ取ってくれることを願って。

Lifestudio sendaitsutsujigaoka