見慣れた景色、慣れた空間は安心感があるが、自らが得られる影響は乏しい。
 
日々全く異なる生活を送ってる人は、多くはない。
安定は多くの経験と失敗を積み重ねて得られる。
 
不安定な土台の上には何も積み上げる事は出来ないからだ。
 
私達にとって撮影空間は見慣れた安定した日常だ。
光の入り、インテリア、被写体との関係性、撮影に使う小物…
 
毎日繰り返される撮影で自分のスタイルを掴み安定を得られる。
 
ここは、ホリゾントだ。
ホリゾントは撮影者のイメージをもっとも、具現化出来る環境と条件がある。
また最も、安定した写真が撮れる場所でもある。
 
普段ならばこの場所は背景の色は白く、光も固定されている。

店舗の写真取り組みでカラーをコンセプトにした写真撮影を研究している。
これを最も表現できる場所はと考えたときに、ホリゾントが思いうかんだ。

まず光の入りはどこがいいのか、そしてどこにロールブラインドを設置するか、衣装は小物は何がいいか？
 
今までの安定を壊して、変化を得られる環境と条件で撮影をしたのが、この写真だ。
 
変化を待つのではなく
自ら視点を変える事
探し続ける事が
変われるきっかけになるのかもしれない。