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小山店
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投稿日:2021/2/10
2016 0
写真を見ながら何が良くて何が悪いのか?そんな話をよくスタッフとします。
ただその判断基準は相対的で、判断する人がどこに基準をおくかによってかわります。
私たちはよくある側面からのみ話をします。
例えば、その人が光に重きを置いているのであれば、光だけでその写真を判断し、構図に重きを置いているのであれば構図だけでその写真を判断し…そのような内容で写真の話をします。
また技術的なもの以外に感性的な写真から受け取るイメージを自由に語ることもします。例えば雰囲気がいい、幸せに感じる、楽しそう…写真は自由に観る人に想像を与えるので、イメージに対する話は終わりがありません。
いい写真とは、技術的な部分やイメージ的な部分を一枚の写真から語ることができる内容が多いほど、良い写真という一つの基準になるのかもしれません。
写真は自分が見ることができるものしか写すことができません。
見える側面が広がれば広がるほど、私たち写真家が写真として残せるものも自然と増えます。
残せるものが増えるということは、それと同時に自分が一枚の写真に対して語れることも増えることになります。
何が良いのか?とは、自分がどれぐらい何を表現したいのか?という問いに答えるて、その問いに答えることが写真に対して真正性をもって向き合ってることを表します。
ありのままを美しく
被写体の美しさを探し表現すること、それが私たちが写真を通して発生させることができる価値の一つです。
人が持つ美しさは人によって違います。
けれども人は自分が求めている美しさや肯定的な自己のイメージがあります。その美しさやイメージしている自分を確認することができ、それを写真で表現することができたとしたら、写真を残す価値があると思います。
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