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小山店
自由に美しく
投稿日:2021/2/9     更新日:2021/2/9
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Coordi: namika kubo
Photo: ma-kun
子供達の写真を撮るとき、必ず自分の頭の中にこの言葉が思い浮かびます。
笑顔の写真をたくさん残さなくてはいけない。
写真館で写真を撮るのだから、被写体は極力笑顔の写真を残したいというのは必然でしょう。
私達スタッフも、笑顔を引き出す為に全力で被写体によりそい撮影をします。
しかし、それと同時に私自身が少し不自由になります。
それは、もっと被写体を違うように表現したいからです。
笑顔で元気な被写体、泣いてる、怒ってる、無表情、ボーッとしている、少し背伸びした姿…
無限の可能性を持っている被写体に対して、私は笑顔だけにとらわれ、
被写体が持っている可能性や個性をだせてない事を知り、私自身が不自由になります。
もっと私が自由になるためには、笑顔以外の写真の良さを被写体やお客様へ伝え、表現しないといけません。
その為には、私がもっと被写体と関係をはぐくみ、笑顔以外の被写体の良さを知らなければなりません。
被写体の彼女をドレスアップして、どこがインテリアと雰囲気が合うか、また光はどこがきれいなのか探します。
自然光が1番綺麗に入る時間帯のライフスタジオ草加店は、どこでも安定した光がはいるので、被写体の雰囲気をみてバスの入り口に座ってもらいました。
そして頭の中で整理とデザインを創造して誘導していきます。
7歳の女の子は、自分で考え行動できる年です。
その考えというのは周りの状況を読み、判断することです。
家族からの応援の視線を受けて、初めて会う私達と会話をしてお互いを知り、
写真の世界観の話をしっかり聞き、彼女の今の姿と私達が求めている世界観が合っているのか、確認しながら撮影をしました。
どこか撮影中緊張感が見え隠れしながらも、それが彼女にいいスパイスになり、
普段では見る事が出来ない、大人びた表情を撮影する事ができました。
今のありのままを美しく。
緊張している姿を美しく。
被写体を自由に美しく
ありのままの姿を探し、
これからも美しく残していきます。
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