Staff Blog
小山店
感性
投稿日:2018/6/25
1541 0
ある朝方の日であった。
前日にどしゃ降りであったので、その水分が蒸発して朝方薄い霧が発生していた。
その中を散歩がてら歩いていると、遠くから人が走ってくる姿がみえた。
人が何かを取り組んでいる姿はとても美しく感じる。
その姿をおうとある一点に光がスポットライトのように照らしている部分があった。
その場所を通ったランニングマンはとても美しく、僕の目を釘付けにした。
5~6年前は空をみて綺麗や、この建物は美しい、色が綺麗だなぁ、など今までには感じる事のなかった事が見えるようになったのか。感じとれるようになったというのか、知る事が出来るようになりました。
同時にこの素晴らしい世界をどうしたら残す事が出来るのかとも思うようになりました。
カメラマンは自分の頭の中の世界観を写真を通して表現しています。
表現される世界館は人によって様々です。
だから独特であり、そこが何か魅力的で引きつけられるのかもしれません。
それを表す上で重要なものの一つが感性だと思います。
人の成長と共に感性が同時に成長していくのかは分かりませんが
個人的に感性は自分を取り巻く環境と条件によって成長をしていくのだと思います。
私の感性も園乃花と触れ合う事で大きく変化しました。
感性の変化は、表現を大きくかえます。
前ボケを使って幻想的な雰囲気をつくる事を最近しています。
前ボケの活用法は沢山ありますが、僕は主に写真を柔らかな雰囲気で撮りたいのでフィルター加工で使う事が多くあります。
今回は冒頭であったように、光の道を前ボケを使って表現しました。
被写体の彼女は会った当初とてもガチガチでした。
しかし、ご両親とお話をするにつれて彼女が、少しひょうきんなところがある事を知りました。
撮影が終盤に向かうにつれて、彼女の日常的な姿が見られたので、ここで彼女を解放するしかないと思い表情とポーズをつけて前ボケを使ってこの写真をとりました。
私達を取り囲む世界には多くの美しい事がありふれています。
それを表現するのがカメラマンであると考えます。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog