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小山店
心絵
投稿日:2017/10/27
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写真を撮り続けるとカメラマンが思う事がある。
それは、今の写真は本当にいい写真なのだろうか。
この自分自信が感じる疑問が最初は今のままでも良いんではないかと、自分を言い負かす。
その根拠は、安定しているからだ。
同じ環境である程度予測ができる程の経験を積むことによって、僕は被写体が次にどの様な行動をとるのか予測がつくよくようになった。
それは、いい意味では写真は被写体と接した経験が多ければ多いほど予測を通した写真を撮る事ができるという事になる。
予測をしてとるということは、自分の中で事前にいい写真になるのか?それとも違うのかというのが頭の中にあるという事だ。
もちろん、ライフはお客様に渡す写真をカメラマンが事前に決めて見せるため、悪い写真を渡すことはない。
しかし、これが逆にカメラマンを縛り付けている。
僕も悪い写真を渡したいと思っていない。だからその時にある条件の中で最大限最高の力を出すが、ここで重要になるのが、そのポイントが安定してるかしてないかだ。
安定している写真のメリットは、光や構図や被写体の仕草やインテリアなどすべての写真の要素が十分に入ったものがいい写真だとなる。
これどけの事が全て起こらないかぎり、本当にいい写真は出る事がないだろう。
それだけ誰もが見ていい写真とは難しい事なのだ。
これを知っている僕は、何と何を組み合わせたら少しでもいい写真になるのかを考える。
そうした中で、店舗のリーダーでありながら、天上天外唯我独走だが写真はライフの5本指に入る男の鈴木さんに、僕が今足りてないとこの相談した時がある。
正国 この中の写真をみて鈴木さんは、何があったらいい写真だと思いますか?
鈴木さん もっとインテリアをいかしたらいいんじゃないかなぁ?
もっと今インテリアが作られている理由を入れた写真をとればいいんじゃの!
正国 ……やっぱり写真が上手い人の言っている事は理解が出来ないと心の中で思いました。
そのあとよくよく、写真をみた結果これではと感じた。
写真を立体的に撮らなくてはいけない。
それが今の僕に必要な事だ。
立体的に撮る為に必要なことは、フレームに入っている、線と面を整理する事が重要だ。
この写真は被写体とインテリアの線と面を整理して考えて撮った物になる。
インテリアの縦と横の席と被写体が持っている縦と横の線。
そして線が線で合わさりその点が面となり、奥行きを表す。
このように、僕達カメラマンは、常に
良い写真を作るために、環境と条件に左右されてはいけない。
だから、少しでも良いを撮るための可能性を増やすために自分自信技術も作らなくてはいけないと僕は思っている。
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