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小山店
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写真分析 〜イメージを現実に〜
投稿日:2017/7/30
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空から降ってきたのか?
それとも元々ここにあったのだろうか?
多くの物は、人がこれがあったらいいな。あれがあったらいいなという願いからのできたのではないかと思う。
飛行機も人がどこか遠くに時間をかけずに行きたいという願いからできたのはと思う。
それを実現する為には現実に作らないといけない。
飛行機の形をどうするか、材料は何を使わないといけないのか、組み立てる順番は・・・・・・
形になっても本当に安全で遠くまで飛ぶかどうか試運転を何回もして
初めて飛行機が完成する。
この様にイメージを現実に表すには本当に時間と労力をかけないといけない。
写真もこれと全く同じだと僕は思う。
自分の中で写真をどの様に撮るのかという写真のコンセプトを元に
コンセプトをどうやって表現するのか?
表現するための技術は自分にどれくらいあるのか?
被写体はどんな人で、被写体の家族はどんな人なのか?
これらが全て合わさって初めて被写体にとってカメラマンにとっていい写真が生まれる。
因みに僕の写真のコンセプトは過去のHPを見てくださいな。
https://www.lifestudio.jp/?run_id=staf_blog&bs=staff_blog&po_u_seq=69579&po_seq=146631
3人兄妹の長女のいちかちゃん。
7歳にして日頃から美意識が高く
朝出かける前は必ず鏡の前に立って身だしなみを整えるほどだ。
先まで無邪気に遊んでいるいちかちゃんは、撮影が始まるとモデルスイッチが入り、
顔の表情から気持ちまで撮影前と180度変わる。
こちらの指示を難なくこなしていき、自分なりに自然とポーズを調節する姿は
きっといちかちゃんが自分の美しさを知っているからできることだ。
整った顔のパーツはそのまま撮っても綺麗に写るだろう。
そのパーツ1つ1つをもっとよく見せる為には
パーツを強調できる様にしないといけない。
右の顔を覆うことで写真を見る人は必然と左の顔の部分に目がいく
見ている視線の先は彼女の鋭い目に向かい、その視線はこちらの考えを覗く様な眼差と出会う。
まるで、あなたの中の私はどんな私?と言わんばかりの表情だ。
子供は無邪気で可愛いものだ。
無邪気で可愛い子供から少しずつ大人になっていく姿も僕たちは残さないといけない。
それは、子供は無邪気だと1つに決めてそれだけを撮るのではなく
無邪気で、可愛くて、感情的で、美しくて、かっこよくて・・・・・
それらを常に僕たちは自分たちの中に持っていなくては、
本当にいい写真は残すことができない。
だからたくさんの考えとイメージを僕はもち続け
常に現実に残せる様に実践しなくてはいけない。
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