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小山店
+α
投稿日:2017/7/16
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最近店舗の後輩がカメラマンに向けて写真教育プログラムを始めた。
目標に向かって努力している姿は、とても輝かしく見えるのは私だけだろうか。
後輩の姿をみながら、昔私自身がカメラマンデビューに向けて一生懸命練習をして、撮った写真を先輩たちに見てもらい助言を貰い、その助言を元にまた写真を撮ろうとしている自分の姿を思い出す。
過去を振り返るとこの時が一番写真に対した熱をもっていて、積極的に先輩達に意見を求め、写真と向き合っていた。
そんな過去を思い出しながら、後輩に写真について質問されたりする日々が続く中でふと感じた。
あれっ?
僕は人に指摘をできる立場なのだろうか?
それは、自分が撮っている写真は後輩に伝えている事と一致しているのかという、口だけノッポさんになっていないかと感じたからだ。
勿論環境や状況によっては難しい事はあるかもしれないが、それらがあったとしても、私自身後輩に伝えているのは日々成長していこうという事である。
それを僕は今熱心にやっているかというと、100%気持ちを込めて、yesという事ができない。
そんな気持ちだから、口だけノッポになっているのだと感じたのだ。
今の自分の立場を考えて、僕自身持っている物を、皆んなに与えないといけないと感じる。
それは、私が先輩達にされたように、また会社以外では、家族や友人からたくさん与えられたように、人は誰かに与え、もらう事で成長でき、その成長が喜びになり、次なるお互いの成長になり喜びを感じるからだと僕は思う。。
それを教えてもらったのが僕であり、今の自分があるのは先輩達のおかげだと知っている。
では私自身がその姿を見せなくてはいけないとなったときに、与えられるものが多くないと感じた。
それは、私自身が昔と変わってないという事の表れである。
そのような現実を打破する為には、僕が与えられる物を作らないといけない。それを作る事で僕も後輩達も毎日が楽しく日々成長できる。
だから僕は初心に帰り僕の現状から成長しなくてはいけないものを知らなくてはいけないと考えたときに、写真の質を一歩上げる為に写真分析を通して行っていく。
草加店の店長であり、ライフスタジオの写真教育を担当している鈴木さんに、僕の現状から次のステップにいくには何が必要なのかと聞いたときに、空間撮影をしてみたらどうかと提案をされた。
それは、写真が立体的ではないというアドバイスであった。
僕自身写真は平面的なものだと思っていたので、最初は何を言っているのか分からなかったが、説明を受け写真を見るたびに僕自身無かったものだと自覚をして、これを7月は重点的に行っていく。
平面的な写真とは、立体的ではないという事になる。
では立体的な写真とは何を考えたときに、共通して言えるのが、遠近感と陰影をださなくてはいけないという事だ。
例えばこの写真を遠近感を出すとなったときに、被写体の前に物をいれ、そして被写体の後ろの背景を飛ばさない事で遠近感を出す事はできる。
ここは草加の車の中で被写体は車の後ろのドアの前に座らせていて、絞りも開いている為、後ろの窓枠までの距離は飛んでしまっているため被写体から後ろの距離感を図る事ができない。
また手前に物を置いて被写体とこ距離感を作ったり、前ボケで車のフロントガラスを使ってフレームを作る事で、遠近感も作る事ができる。
整理すると、遠近感を出す為に縦と横の線を活用した前ボケを使ったり、被写体の前後に物を配置する事で遠近感を出すとは出来ると言える。
これからもライフスタジオでたくさんのカメラマンガでてくる。
その都度自分が持っている物を与えられるように私自身もたくさんの事を知らなくてはいけないし、習得しないといけないだろう。
それは僕にとっての+αである。
これからは口だけノッポではなく、進撃のノッポで突き進んでいく。
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