Staff Blog
小山店
イメージの具現化
投稿日:2017/2/28
1179 0
草加店では毎月毎に写真の主題が発表されて
その主題に対して1ヶ月間取り組み写真の質を上げている。
2月は形象化とい主題を取り組んだ。
形象化とは
思想や感情など観念として存在するものを、何らかの手段で形にして表し出すこと。とある。
僕が先ずすべきことは、観念として目に見えてない事(どんな写真を撮るのか)をイメージを描き表した。
次にその写真の構成要素を細く描き表し、撮影に入る前にアシスタントに伝えて形象化された写真に取り組んだ。
取り組む過程の中で、イメージに近づけるように何をプラスしたり、マイナスしたりしていく中で、
今まで自分では知らなかった写真の要素を発見してそれが写真に変化を与えていった。
この写真が特に私の中で大きな写真の変化を与えたと言える。
ベイビーのオムツ写真は、ムチムチの体とスベスベの肌を綺麗に撮らなくてはいけないという概念があった。
だからオムツ写真は全体的に明るく撮っていた。
そのためオムツ写真で表現することが限られていたが、オムツ写真を撮るのではなく
その被写体にあった写真を撮ることを意識することで、被写体にあったいい写真が生まれる。
被写体にあったいい写真とは、写真の中に含まれる構成用素と被写体の持っている全てのものが関連していることだと考えている。
光で写真の雰囲気を演出して、被写体の性別と年齢と仕草でその子の過去から未来を表す。
この子はこれからの大きくなるにつれて男の子として色々な経験をするだろう
そんな人生の中でたくさんの選択をして自分の人生を歩んでいくだろう
明るい未来、楽しい人生が彼の視線の先にきっと見えているのだろう。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog