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小山店
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探究心
投稿日:2017/1/24
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入社をしてまもない頃、社長が私を家までドライブでおくっていただいたときがあります。
私の過去の話や今の夢を話しながら、社長が私に尋ねました。
私たちの被写体は人であり、人を撮影しているからこそ、その1人の人を知る必要がある。
それは、自分が見ているものが本当に被写体にとっていいのか。という疑問を知るという行為で確認をしていく工程で出来る関係が重要だ。この関係が、自分が持っているフィルターを取りはずすことできる。
撮影者が子供を子供というだけのフィルターで写真を撮れば、それだけの写真しか撮ることができず、自分が持っているフィルターを変えるのであれば、被写体と会った瞬間知る行為がはじまり、この行為が人の関係を新しくする関係である。そうすることで、いつも同じ写真ではなく被写体にあった写真が生まれる。
人見知りや、場所見知りがない彼は、私と会った瞬間純粋な視線で私をみてどんな人なのか目を輝かせていました。
何事にも探究心がある彼は、スタジオを歩き回り、好きな場所にいっては遊び、また新しい遊びを探しまわる様子をみて、何を彼は求めているのか、私は彼に何をみせれるのか、どう撮りたいの必死になって今私がもっているもので答えました。
そんな関係の中で生まれたのがこの1枚です。
冒頭の社長の言葉で、なぜ写真館をしているのかかわりますか?の問いかを今もう一度自分自身にされたとき、素直にこう答えます。
それは、人との関係の探究心を常に味わえるからです。探究心は常に人との新しい関係を知る重要なスパイスです。
そのスパイスが写真を美しくし表現し、人と楽しい思い出をつくれるからです。
そんな場所が写真館をしている理由であり、写真館は、そうでなければならないと思います。
私の過去の話や今の夢を話しながら、社長が私に尋ねました。
なぜ私が写真館をしているのかわかりますか?
その時私が社長に返答した言葉は、写真を撮るのが好きだらではないでしょうか。と何とも当たり障りない返答であった。そんな返答にも親身に社長はこのように答えました。
もちろん写真を撮るのは好きだ。それは、写真は自分が見ている世界を表現し、思いを伝えることができるからね。
もちろん写真を撮るのは好きだ。それは、写真は自分が見ている世界を表現し、思いを伝えることができるからね。
しかし、面白い事に私自身がいいと思って表現したものが、相手にとっては違う事があるんだよ。
それは、人によって価値観が違うからだよね。その価値観を知る為には、私自身が相手と関係をもって知らなくてはいけない。何を大切に考えて、今までどうやって生きてきて、どんな友達と遊んできたのか・・・etc
そんな多くの事を知れば、自分が相手を見る視線も変わり、関係をつくる方法も変わり、写真で表現することも変わってくる。それは、私自身の中で人への考えや観方が変わり、新しい人との関係をつくる行為になる。
これほど、生きていて楽しいことはないだろう?と話していただけた。
当時の私は、正直その言葉を消化することができなかった。
それは人と関係を築いていくのに、何か特別な事が必要があるのかと疑問に思っていたからだ。
しかし、月日が経ちカメラマンとなり写真を撮ようになってから社長の言葉を実感するようになった。
それは、写真を撮っていて何か物足りなさを感じていた時であった。
撮っていて楽しいのだが何か足りないと感じ、しかし足りないものが何が分からないでいた。
一言で言うならば、カメラマンとしての壁がきたのだ。
その壁の原因を追及したところ、いつも同じ視線で人を観ているということだった。
それは、人によって価値観が違うからだよね。その価値観を知る為には、私自身が相手と関係をもって知らなくてはいけない。何を大切に考えて、今までどうやって生きてきて、どんな友達と遊んできたのか・・・etc
そんな多くの事を知れば、自分が相手を見る視線も変わり、関係をつくる方法も変わり、写真で表現することも変わってくる。それは、私自身の中で人への考えや観方が変わり、新しい人との関係をつくる行為になる。
これほど、生きていて楽しいことはないだろう?と話していただけた。
当時の私は、正直その言葉を消化することができなかった。
それは人と関係を築いていくのに、何か特別な事が必要があるのかと疑問に思っていたからだ。
しかし、月日が経ちカメラマンとなり写真を撮ようになってから社長の言葉を実感するようになった。
それは、写真を撮っていて何か物足りなさを感じていた時であった。
撮っていて楽しいのだが何か足りないと感じ、しかし足りないものが何が分からないでいた。
一言で言うならば、カメラマンとしての壁がきたのだ。
その壁の原因を追及したところ、いつも同じ視線で人を観ているということだった。
いつも同じところで撮影して、同じアングルや同じ構図で撮影をしている。
全ての人に同じ条件と環境を当てはめて撮影をしているから、本当に被写体にあったいい写真を表現すことができないでいた。
全ての人に同じ条件と環境を当てはめて撮影をしているから、本当に被写体にあったいい写真を表現すことができないでいた。
私たちの被写体は人であり、人を撮影しているからこそ、その1人の人を知る必要がある。
それは、自分が見ているものが本当に被写体にとっていいのか。という疑問を知るという行為で確認をしていく工程で出来る関係が重要だ。この関係が、自分が持っているフィルターを取りはずすことできる。
撮影者が子供を子供というだけのフィルターで写真を撮れば、それだけの写真しか撮ることができず、自分が持っているフィルターを変えるのであれば、被写体と会った瞬間知る行為がはじまり、この行為が人の関係を新しくする関係である。そうすることで、いつも同じ写真ではなく被写体にあった写真が生まれる。
人見知りや、場所見知りがない彼は、私と会った瞬間純粋な視線で私をみてどんな人なのか目を輝かせていました。
何事にも探究心がある彼は、スタジオを歩き回り、好きな場所にいっては遊び、また新しい遊びを探しまわる様子をみて、何を彼は求めているのか、私は彼に何をみせれるのか、どう撮りたいの必死になって今私がもっているもので答えました。
そんな関係の中で生まれたのがこの1枚です。
冒頭の社長の言葉で、なぜ写真館をしているのかかわりますか?の問いかを今もう一度自分自身にされたとき、素直にこう答えます。
それは、人との関係の探究心を常に味わえるからです。探究心は常に人との新しい関係を知る重要なスパイスです。
そのスパイスが写真を美しくし表現し、人と楽しい思い出をつくれるからです。
そんな場所が写真館をしている理由であり、写真館は、そうでなければならないと思います。
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