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大宮店
ゆっくり休もう。
投稿日:2025/1/12     更新日:2025/1/12
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Life studio Omiya
Coordi coco
photo&write zen
普段は意識しない「家族」という存在。
当たり前のようにそばにいて、笑い合って、時には喧嘩して。
お父さんと手を繋ぐのは、恥ずかしいなぁ。
しかも、カメラマン(さっき知り合った人)の前で手を繋ぐなんて。と思ったりして。
私たちは毎日色々な年齢のお子様とご家族と出会う。
1歳で人見知りがある子はママさんや、パパさんの抱っこから離れるだけで泣いてしまって、
抱っこだけじゃなく、ぎゅっとママさん、パパさんのお洋服がのびてしまうのではないか。と思うくらいきつく握りしめて。
だんだんと、自分1人でも楽しく歩き回れて、色々なことが楽しくなってきた頃には、
ママさんやパパさんに抱っこされるのを嫌がって、
手を繋ぐのも「いやっ」って言って。
成長していく中で、どんどん変わっていく。
今日は、あそこへ遊びにいこう!という休日もあれば、
今日は家でのんびり過ごそう。という休日もある。
各々自分の部屋で過ごす休日だってある。
それぞれの家族、休日の過ごし方は違うし、その日によって過ごし方も変わっていく。
よく、ママさんが「休日が1番忙しい。」と言っているのを聞く。
本当に毎日お疲れ様です!
ママさんも、パパさんも、子どもたちも
みんなゆっくり休もう。
そんな日があってもいいじゃない。
去年の夏、私の人生初、祖父母、叔父、母、私で家族写真を撮った。
久しぶりの帰省。初めての家族写真。
私が撮りたい!と言い出して、足も悪くなって、普段あまり外にでない祖父母を半ば無理やりのように外に出し、
お盆が一番忙しいというのに、叔父にも休んで!絶対に来て!と無理を言って(笑)
一人孫、一人姪っ子の特権を乱用した。
撮影日当日、白石店にお世話になった。
撮影中、私はやはり、撮影者側の気持ちになってしまう。
正直、我が家の家族写真は本当に難しかったと思う。
白石店のみなさんには感謝しかない。
腕を組みましょう。と言われてもロボットか!というくらいぎこちない。
なんせ普段組まないからだ。
見つめ合ってみましょう。と言われても、外国語のように理解できない祖父母。
普段意識して見つめ合ったりしないからだ。
我ながら、なんて難しい家族なんだ!と、もはや白石店の皆さんに申し訳なささえも出てくるほど、
本当に何十年も家族写真とは無縁の人生を送ってきたのだと痛感した。
モニターの時も、みんな照れていて、反応は正直、今まで私がモニターしてきたお客様史上ダントツでイマイチだった(笑)
それでも最近、母や、祖母からの電話で
「家族写真、撮ってよかった。またみんなで撮りたいね。」と全員言ってくれていて
なんだか、とっても嬉しかった。
我が家の初めての家族写真は、写真慣れしていなく、みんなの顔が少し引きっつってた。
みんなの顔のひきつり具合が、ある意味「家族だなぁ。」と、ほっこり感じた。
この日を境に、私の撮る家族写真も少し変わっていった気がする。
このご家族に会った時、とても仲良しなご家族だなぁ。と私は第一印象で思った。
パパさんが笑顔で、子どもたちも笑顔で、ママさんも笑顔で。
ちょっとした冗談なんか言ったりして、またみんなが笑う。
楽しい撮影の時間が流れていった。
撮影中、こうしてみましょう!こういうのはどうですか?と私がいうと、ノリノリでやってくださるご家族だった。
まだ下の子が1歳の時に撮った写真の再現をしたい!とパパさんが仰ってくれて、
みんなで当時の写真を見ながら、楽しみながら再現。
その後もいろいろなアイディアが出る中、私も、せっかくみんながおやすみなんだから、
ちょっとここらで休憩しましょ!と言って、芝生にシートを広げ、お昼寝ポーズをとってもらった。
こういう時間って素敵だなぁ。と私はカメラのモニター越しに感じた。
私が「おはようございまーす!」というまで、みんな気持ちよさそうに、でも、いつ言われるのかだんだんと込み上げる笑顔で口角があがっていった。
何年経っても、家族の休日はそれぞれ違うけど、
家族が一緒に過ごせる時間はとても素敵だと感じた。
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