私が最後のシーンでお庭に行ってよく撮る写真がある。

 

それは、子どもたちが楽しそうに走っている写真。

 

七五三でお着物を着て緊張のスタートや、

緊張から始まった撮影。

色々なポージングを頑張ってくれて

最後の最後に被写体らしい笑顔を

全身から溢れる楽しそうな姿を写真に残したくて

必死にシャッターをきる。

 

シャボン玉を潰したり、

向こう側からよーいドン！したり、

カートを一生懸命押して歩いたり…

最初は緊張してしまったりするけれど

少しずつ慣れてきて楽しそうな姿が増えたり

ふっと見せるその子らしさだったり

そういった姿を85枚。

色々な姿を見せてくれてありがとう。

 

やっぱり子どもたちは思いっきり遊んでいる姿が

いちばん素敵だと私は思う。

 

1歳のつかまり立ちから

少しずつ危なっかしくも歩けるようになって

走れるようになって…

そんな姿を毎年残していけたら嬉しいです(^^)

 

だから私は

「よーい…ドン！！はしれー！はしれー！」と

少し遠いところから声をかけて

素敵な姿を逃さないようにファインダーを覗く。

 

撮れた写真には

被写体らしい笑顔と子どもの無限パワーが

残っている気がして

私はこの姿が大好き。

 

 

Photo by zenke