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大宮店
GAWARA
投稿日:2024/5/13     更新日:2024/5/13
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彼は漢という字を好んで使う。ジョークなのかは知らないけど、分かるなと感じる時がある。
僕からすると一昔前の時代の少しヤニくさいような、そんなイメージ。
もくもくと掴みどころがないようで、でも時折顔を覗かせてくる。
その表情は笑っていることが多いけど、強い芯のようなものを感じることもある。
水の上に油膜が張っているような。
彼の見る先は少し青臭くも見えるが、純粋に夢を追っているようにも見える。
見る角度によって色が変わる。彼は水とは相容れない。色んな意味で脂っこい物好きな男だと思う。
そして色んな人との間に入っては、その両方を優しく繋ぐ潤滑油でもある。
人生は選択の連続。彼は常に今を生きる人。今を楽しむ人。
人からなんと言われようと、人からバカにされようと、
彼の選択はきっと今の自分にとって必要なことなのだろう。
どこか漠然とした男らしさやロマンに惹かれるところがある。
何故なのかは知らないが、今ではそれが彼らしいなと感じる。
前髪を掻き分けて、がっちりとセットされた前髪は彼のトレードマーク。
最近サボっていた筋トレを再開したそう。いつまで続くかな?
GAWARAは彼の苗字であるオオガワラがその由来。
GARANAのような刺激のあるネーミング。
彼の笑顔は見ていて気持ちがいい。近くにいる人を笑顔にする魅力がある。
GAWARA、またの名を「たっくん」。こっちの方がしっくりくる。
たっくんはよく笑う。少し挙動が怪しい時があるが、それは彼の中の何かが動いてしまうから。
その何かはとくにかく良く動く。そして彼自身も良く動く。フットワークはかなり軽い方。
最近オートミール生活を始めてマイナス3キロ体重が減ったらしい。もっと軽くなった。
この日、関東は朝から大雨だった。渋滞で詰まった車たちがノロノロとタイヤを転がす。
ブレーキを踏んでいる間、BGMと天井を打つ雨が通勤のひと時を忘れさせる。
昨日愛車に豪快に落とされた鳥のフンが、お店についたらきれいさっぱり消えていたと、
嬉しそうに話していた。憂鬱な雨もあれば、恵みの雨もあるものだ。
人は色んな顔を持っている。私の知っている彼はほんの一部。
でも一緒に働いたり、2人で会話したり、
そんな些細な時間を積み重ねて分かったこともある。
とにかく彼はナイスガイ。
そして頼りになる後輩であり、同僚であり、心を許せる人でもある。
これからもよろしく!
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