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大宮店
ゆらぎ
投稿日:2023/9/19     更新日:2023/10/24
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最近読み返した本に「ゆらぎ」について書かれた内容があった。
完璧の中にゆらぎを。そしてそれを迎え入れる余裕を、と。
完璧なもの、完全なもの。そういったものは存在するのだろうか。
今のところ私にはよく分からないが、少し形が悪いくらいの方が落ち着く気はする。
違う話になってしまうかもしれないが味があって良いとも感じる。
私たちが慣れ親しんでいるものやこと。当たり前になっているけど、
その枠を出たらどうなるのか見当もつかない。
私という枠もしかり。
私はたまに自分の過去のブログを見返すことがある。
恥ずかしい気持ち半分、自分という存在を客観的に振り返る。
そうだったなと思うこともあれば、ふーんと他人事のような時もある。
過去の私と今の私は陸続きではあるが、今日と明日では違うのかもしれない。
でもこれは錯覚なのか、今も昔も私は私で変わったことなど何もないような気もする。
でもどこか常に「ゆらぎ」を抱えた存在であるとも思う。
ゆらぎはきっと色んなところに存在していて私たちに影響している。
ただそれを認識する機会はあまりなく、完璧という虚像にとらわれてしまうこともある。
でもそれも一方では支えであるのかもしれない。
人それぞれの人生があって考え方があって、理解しようとしても分からないこともある。
でも確かなことは私という存在は唯一無二であり、今ここに存在するということ。
そして私はゆらぎを内包した存在であり、変化していくということ。
変わることは「オトナ」になればなるほど怖くなるのかもしれない。
子どもの頃、変わることにストレスがなかったかといえば噓になるが、
変わったとしてもその中で楽しいことを見つけることは今よりも数段うまかった気がする。
子どもの頃のように楽しむにはあまりにも条件が違いすぎる気もするが、
自分の置かれた場所でユラユラと揺らぎながらその変化を楽しめるようになれたら、
きっと今とは違った景色が見えるのだろうなと想像する。
ゆらぐことを恐れずに、とは私は言えない。
でもその中にある可能性については頭の片隅にでも置いてはおきたい。
それは、自分に対しても人に対してもそう。
よく答えは自分の中にあるというけど、
今日と明日変わっているかもしれない自分の中にある答えなら、
今日この時少し変わってみるのも良いかもしれない。
明日もきっと少しタイトなジーパンに白Tスタイルな私だとは思うけど。
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