最近花粉の影響もあり、なかなか外に出ようという気が起きませんでしたが、
たまたま奥さんと休みが被ったこともあり、どこかへ行こうという話しになりました。
その結果、割と近い場所にある大宮盆栽美術館に行って見ることになりました。

美術館に着くまでの時間、奥さんと盆栽についてちょっとだけ調べて行きました。
最寄の駅は土呂駅という場所で、周りは住宅に囲まれており、静かな場所でした。
駅から徒歩約5分で美術館に着き、大人料金300円を支払って入館。

率直な感想としては、すごいなーと感じる反面、よく分からないことだらけでした。
それでも小さな器の中に再現された小さな自然の姿は美しく、どこか可愛らしくもあり、
また物によってはドンとそびえ立つ様な存在感を放つ盆栽もあって見ごたえがありました。
根の張り方や、幹や枝の形等、緻密な計算の上で美しいバランスが保たれていると考えると、
さすがプロの仕事は違うなと感じさせられます。

そこまで大きな展示場ではありませんでしたので、1時間も滞在しませんでしたが、
盆栽ひとつの中に小さな宇宙が存在すると言われると、ひとつじっくり見るだけで
1日が終わる事だってあるのかなと思いました。(私には到底ムリですが＾＾；)

写真も四角い小さなファインダーの中に世界を作り出すという点で、盆栽に通じるところがあると思います。
私も盆栽の表現のように、画面の中に自然を捉え、自由な表現と解釈によって、
想像溢れる世界を写していけたら良いなと感じました。

我が家にある小さな黒松の盆栽もこれから大きく立派に育てていきたいなと思います。