久しぶりの投稿になりましたが、少し前の出来事に遡ろうと思います。

以前横浜青葉店で写真オリンピックがあり、そちらに参加した際のお話をしていきたいと思います。

 

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ひと目見た時から彼女ならハイブランドの雑誌のような、挑戦的な衣装でも絶対着こなすだろうという確信があった。

その瞬間私は「彼女のためだけのコーディネート。」というコンセプトを決めた。

このコンセプトを作り上げたストーリーを話したいと思う。

 

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まず初めに。

私は衣装に関して絶対的なこだわりがある。

なぜなら私の中で衣装は写真を構成するにあたり、圧倒的に重要視するべき点だから。

顔に合った衣装。衣装に合ったインテリア。衣装に合った小物。衣装に合ったポージング。衣装に合った光等。

全てにおいて衣装から始める。

だからこそ一切手を抜いてはいけないものだ。

 

今回モデルをお願いした彼女には何が似合うのか。

彼女は色白で目鼻立ちがはっきりしていて、原色が似合うタイプ。

ここでスタンダードなコーディネートでは彼女のよさが引き立たない。

それなら普段なかなか作ることのない、柄に柄を合わせた高度なコーディネートにしようと決めた。

 

ざっくりだがやりたいことが決まったところで、次はテーマを決める。

 

私の中で柄と柄のコーディネートといえば、ハイブランドの雑誌のイメージだ。

そこで雑誌やインスタ、Pinterest等で様々なイメージをインプットし感じたのは、唯一無二なコーディネートであるということ。

私が考える「あなただけのコーディネート」にとても近いものを感じた。

 

次は今回の撮影のこだわりポイントについて

■タイトル

「あなただけのコーディネート」

 

■カラー

トップス:黄、緑、アイボリー

ボトムス:黄緑

アウター:緑、白

ブーツ:アイボリー

イヤリング:緑

バッグ:アイボリー

背景:黄、青

今回黄色と緑とアイボリーを使った三色コーデにしたのだが、その中でのこだわりとして、トップスの緑とイヤリングの緑を同じ色に合わせることで共通点をさりげなく作ったことや、トップスの黄色とジャケットの緑の中間色である黄緑をボトムスにすることによって全体的に統一感を出したことである。

■柄

千鳥格子×幾何学模様

なぜ今回その柄を合わせたのかについてだが、２つとも同じ柄が連続していること、黄色と緑のトーンが一致していることが決め手だった。

■アクセサリー

イヤリング、サングラス、バッグ

ブーツに合わせてカジュアルすぎず、フォーマルにもなりすぎないパールのバッグにし、大粒のイヤリングをつけることで顔から足までどこかしらに必ず色があるようにした。

■光

左斜めからのワンライト

ストロボのような強い光で雑誌風に仕上げたいと思い、ワンライトにすることで明暗をはっきりさせた。

 

■まとめ

私のこだわりポイントを長々と書いてしまったが、ずっと前から自分の中にある、服の色の合わせ方であったり、テイストであったりを、今回のイベントで自分の感性として、しっかり言葉に出すことで改めて自分のことを知ることができた。

もっと自分のセンスを磨くためにも色合わせの研究を日々積み重ねていきたいと思う。

 

この撮影に関わってくださった皆様本当にありがとうございました。私にとってすごく糧になり、成長できた撮影でした。