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大宮店
今。
投稿日:2021/12/24     更新日:2021/12/24
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あのね、大好きなんだよ。って言っているような彼女と、うん、知ってるよ。って答えているような彼。
好きすぎて愛が溢れんばかりの熱いハグに彼はふにゃりと笑う。
彼女の熱いチューだって全然大丈夫。
2人の位置を窓から少し離れた場所にした理由は2つあります。
1つ目は撮影したインテリアは縦横の線がたくさんあり情報が多いため、構造物の情報を色だけにしたかったから。
2つ目は午後になると冬の強い光が差し込むため光の強さを柔らかくしたかったから。
そうすることによって彼女たちの頬の赤さや、柔らかさ、髪の毛の柔らかさがより強調されたと思います。
そして撮る位置をローアングルにし、カメラを少し傾けることで右下に柔らかい毛質のふわふわとした前ボケを入れることができました。
また、今回は2人の関係を表したく、表情をメインにしたかったので広い写真ではなく画角いっぱいに2人を入れました。
彼の寝かせる場所を赤ちゃん用のカゴではなく、床にしたのにも理由があります。
カゴを使うことによって彼の位置が上がります。そうすると2歳の彼女にとって、立つと彼は低く、座ると高すぎて、彼に近づく時にはカゴの淵が彼女を邪魔して変なスペースができてしまうんです。
だから彼女が彼にふれあいやすいように、くっつきやすいように、床にしたのです。
そうするといつもお家でもしているようないつものあの光景になるんじゃないのかなって思いました。
今の姿は今だけだから。
ふれあい方だって、そう、今だけのものだから。
彼が大きくなって歩き出したら寝そべってふれあうことも少なくなってしまう。
だからどんな些細なことだって、どんなに小さなことだって、残しておきたいって思うことは大切なことだって改めて感じました。
いつもありがとう。
photo&white:hamada
coordi:kazu
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