「パパが横になっていると登ってきてぴったりとくっつくのになかなかしないね」

 

その言葉にニコニコ笑っている彼はまだ普段の姿じゃないんだと感じた。

 

コーディネーターはカメラマンよりも彼と近い存在でないといけない。

彼が私という存在を許し、お友達になった時普段の姿を見せてくれる。

そのためには自分の持つ全ての技術を出し尽くさないといけない。

何が好きなんだろう。

風かな？それともいないいないばあ？

それともパパとママのアクロバティックな高い高い？

 

お友達になるきっかけをたくさん散りばめておくことが大切だと思う。

 

もっと彼を自由に、もっと楽しく、もっと普段の姿にするために。

 

最後は彼からパパに登ってぴったりとくっつく姿を見ることができた。

私がコーディネーターをしているときは彼はもちろん、パパもママも楽しくて、私も楽しくて、カメラマンも楽しくて、みんなが楽しいと思える時間にしたいなあと思っている。

Photo:soo Coordi:hamada