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凛 と 麗
投稿日:2024/2/11     更新日:2024/2/11
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「凛」
人は誰しも、静寂を纏う瞬間がある。
その静寂の中で何を考えるのか。
その静寂を纏う人を見て、人は何を思うのか。
5年ぶり。前回の写真の彼は坊ちゃん刈り。
「もうしてくれません笑」と、ママ。
でも話してみると色々話してくれて、仕草も可愛らしさが残っている時があって、
それは小さい頃から変わらない部分なのだろう。
そんな『変わらない部分』と『変わった部分』の両方を演出できるのも写真の醍醐味だと思う。
羽織袴に袖を通した彼の凛とした瞬間を残したくて、ライトは彼の後ろからのみ。
それに照らされて浮かび上がる輪郭と、かすかに見える静寂を纏った表情。
すっかり大きくなった背中はしっかりと伸びて、より凛々しく見える。
着物を脱げばぺこぱのシュウペイのポーズをしちゃうお茶目な彼だけれど、
そんな彼の芯の通った一面をもっと見てみたいと思ったひとときだった。
「麗」
7歳の七五三の醍醐味は、大人と子どもの境目が感じられるところだと個人的には思っている。
慣習的なお祝いだと4年という間があるからだと思う。
7歳のお祝いで振袖を着て麗しく変身した我が子を見て、「大きくなったね…」「大人っぽくなったね…」と
呟くパパママも多い。
だからこそ、もちろん7歳らしい瞬間も残しつつ、おねえさんになった瞬間も残したい。
彼女は面倒見も良くて、一緒になって楽しんでくれるけどどこか落ち着いた雰囲気もあって。
その落ち着いた雰囲気は、きゅっとつぐんだ口元にも表れていた。
着物を纏った彼女は年齢よりもはるかに大人っぽく麗しく、家族みんなの目に映っていただろう。
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