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大宮店
光を考える
投稿日:2023/7/30     更新日:2023/8/1
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1/125s 47mm F5.0 ISO640
夕方になると窓から強く西日が差し込んで、朝に見えていた景色とはまた少し違う雰囲気を纏う。
被写体に対して逆光として降り注ぐ光は、二人の節目の記念を温かく見守るように包み込んでいる。
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1/160s 77mm F4.0 ISO2000
何もない白い壁も、ライトを駆使することで雰囲気を演出することができる。
むしろ何にも縛られず、如何様にもアレンジできる空間。
いつもの自分から少し背伸びをしたかっこいい雰囲気の衣装を着こなす。
背景に現れた直線的なライティングは、ある程度”硬さ”を与える。
被写体の横から当てられた光は、彼女のラインを縁取って、立体的に、かっこよく演出している。
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被写体の近くで灯された光は、彼の成長した姿を壁に写す。
物語の主人公は彼で、でもそれを主張しすぎないような、そんな光の演出になっている。
照らす場所を限定することで、目に入ってくる情報を絞ることもできる。
1/125 50mm F2.8 ISO
少しオレンジ色に照らされた光は、彼女の背後へ真っ直ぐに影を伸ばす。
お淑やかで、どこか切なさも感じる。
顔が見えないからこそ、見た人の想像力が掻き立てられる。
節目のお祝いを迎えた彼女は、どんな表情で、何を考えているのだろう。
傘の模様が影と同じ方向に伸びているのも良い。
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少し陽が落ちてくる時間帯。
ライトにもたれかかることで、緩く巻いた髪の毛の質感が見え、
窓から入る光が顔の立体感を表す。
濃い色は無くし、淡い色と無彩色だけ残すことで、この部屋の持つ雰囲気とまた違ったものが現れる。
部屋の装飾についたライトが、ドレッシーな感じをちょっと演出しているようにも見える。
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被写体に当たる光は右半身だけを強く照らし、大人っぽい雰囲気を演出する。
光の色が白であることで、よりクールなイメージを印象付ける。
天井からぶら下がるエジソン電球はオレンジみのある光で、画角に少し温かさを持たせている。
わずかにフレームインしているドアに光が反射して、画角の端まで雰囲気が演出されている。
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周りが濃い色だからこそ、あえて自然光だけを活かす時もある。
色の情報がより限られてシックな雰囲気に変貌する。
少しだけ被写体を照らす光は、彼の表情やちょっとカッコつけたポージングだけをピックアップして見る人に伝えてくれる。
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さっきの写真とは少し変わり、オレンジの光を使うことで温かい印象になる。
手前にある強い光を入れることで、画角全体のアクセントになる。
電球から放たれる光が周りにも少し広がって見える世界に面白さを与えている。
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被写体の左側からより強く当てられた光は、目鼻立ちをしっかりと写し出してくれる。
彼が着ている革ジャンに光がところどころ反射し、光沢が出て艶のあるかっこいい雰囲気に仕上がっている。
背景も暗くなりすぎないように照明を当てることによって、華やかさやゴージャスさがプラスされている。
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柔らかいオレンジの光に包まれた空間の中に、一筋の硬い光。
直線的な光をさらに障害物で遮って、範囲を限定する。
その硬い光に照らされたものは後ろの壁にしっかりと影を写す。
色々な要素を活かしつつ、1番に注目してほしいところが分かりやすくなるようなライティングになっている。
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