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大宮店
「芯」
投稿日:2024/7/7     更新日:2024/8/14
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Photo by: Hamada
Coordi & write by: Pei
3人兄弟の長男。
弟達から好かれて優しく愛がとても強い彼には「芯」がある。
今回の写真は彼自身の芯をカメラマンが一部表現したのではないか。
理由として、彼が見つめる先に明るい光その眼差しは何かを見据えているように感じた。
その芯を刀の刀身でイメージをしたのではないか。刀身の芯がある「心鉄」(しんがね)を別々に鍛えて、
のちに組み合わせて一体化させ折れにくさと曲がりにくさを両立している。
彼は空手を習っている。彼の立ち方振る舞いは、空手着を身に纏い無我夢中で練習を行なっているように感じられた。
彼の性格的に一度決めた事をやり遂げる強い心も持っているように感じとれた。
彼はスタジオに来店してきた際やご帰宅する際も綺麗なお辞儀をしていた。
まさに武士道の教えの「礼に始まり礼に終わる」行動をしているかのように思えた。
「礼に始まり礼に終わる」とは、自然や人との調和、相手への配慮、感謝の念など「相手を敬う事」をなにより大切にし、慎重にことをなし、抑制して相手を思いやりすべての関係を円滑にする。その心の表われが「礼儀」であり、美しい立ち振舞い、たしなみとして日常生活でも行っている事だと感じる場面が多かった。
また刀を肩に置き、鞘は腰付近で持つことで日本武士をのように逞しく見える。
手の甲は空手での練習で負傷した傷だろうか。より一層練習に励んでいるように感じた。
ライティングは彼の前からライトを照らしていることで左から右へ光が流れ、身体を真横にすることで光の明暗差がうまれるようしている。
鞘を腰付近で持つ事で数秒前に刀を抜き、肩に置いたように表現できている。
背景を黒にすることで彼の顔の色・刀身の輝き・眼の輝き・袴の模様・光のライティングをして生まれた明暗差を全て引き出しているのだと感じた。
ライティングを行う技術や彼の立ち振る舞いをより引き立たせるポージング技術を真似したいと思える撮影でした。
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