photo/Nao Aoyama
coordi/Sayaka Takagi

 

お誕生日記念

2歳になった双子ちゃんと、
5歳になったお姉ちゃん。

一生懸命こちらの指示に答える姿に、驚かされる。

特に2歳になったばかりの双子ちゃんは、
まだまだ遊びたくてたまらないはず。

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名古屋西店は広く、
子供達がのびのびと動き回れるスタジオだ。

 

そんな中での撮影は、
沢山の事に目を回しシャッターをきらなければいけない。

 

光、画角、インテリア、被写体の位置、衣装の雰囲気など。

それに子どもたちらしいしぐさ、笑顔、驚いた顔、たまに真剣で一生懸命な顔など沢山の今を残したい。

 

カメラマンは写真として違和感が生まれないようそれぞれを組み立て、

アシスタントと共に、子ども達にその場で楽しく遊べる遊びを提案できるか考える。

 

声かけによって子供達の反応や、その子らしい仕草が見られる。

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電球が吊り下げられた幻想的なインテリア。

電球の光をつけ、そこにサイドのオレンジのライトを合わせる。

 

次に子供達にどんな遊びを提案しようか考える。

 

高い椅子に座って貰い電球を目線と同じにする。

「ふーっとしたら、電気消えるかな？」

この一言で子ども達の瞳にキラキラが増す。

 

彼女は小さな手で押さえながら、ふくふくのほっぺを膨らませ優しくフーッと息をかける。
その姿が愛おしくシャッターを押す。

 

まるでおとぎ話のワンシーンみたいな1枚に。

 

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