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個人

投稿日:2013/4/11

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この兄弟写真は「それぞれの人生を歩んでいる」ということを表現したかった。

主役を惹きたてるために背景をどうするのかを考えるのが写真の常だが、3人に「今なにをしているんですか?」ということを聞いたら3人ともまったく違う人生を歩んでいること知り、3人とも主役として撮影しようと思った。

そのためには、主役と背景という概念にとらわれずに、すべてが主役である。ということを意識して撮影をした。

そして写っているそれぞれの被写体対して、自身がもつそれぞれイメージを表現しなければならない。

プライバシーためあまり多くは説明できないのですが、なぜこのような撮影にしたのかをがんばって説明してみます。

この写真のポイントは、縦のライン(人物配置)とそれぞれ被写体のポージングです。

兄弟の構成は、長女、長男、次男であり、長男の成人お祝いで撮影にきてくれた。

手前に写っている長男には、成人のお祝いで時計をもらったということを聞いていたので、大切な時計に少し目がいくようなポージングをして、主役の中の主役になるのでカメラ目線にした。

二番目に写っている長女には、縦写真の活かすためにどうしても人物配置や構図では不十分だったので、右手で縦の要素を加えて、もっと縦写真にラインを与える。

三番目に写っている次男には、まだ大人のようにスーツを着こなしているという感じではなく若いという印象だったので、ネクタイを直すようなポージングをした。

そして「それぞれの人生を歩んでいる」というイメージに沿って、それぞれ違う方向に視線を不統一させる。

人物の配置は、東京タワーを縦で撮影するのが自然であるように、下の空間から上に目がいくような配置と、東京タワーのような三角形が望ましいと思いました。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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