Photogenic


水戸店
scrollable

光の命令

投稿日:2013/4/11

1056 0

すべてに当たっている光量を考えて撮影しなければならない。
といっても実際は子供は動き回るし、それだけを考えて撮影はできない。
しかし、一切無視はできない重要な要素一つだ。
なので私は被写体の顔に当たっている光を優先的に分析する。
そしてその光に露出を決定してシャッターを切る。
露出の決定は2パターン考える。
顔を明るくするか、暗くするかだけ。
次に決定した露出に、周りの背景はどのように浮き出てくるのかを考える。
被写体の露出に対して、明るくなるのか、暗くなるのか、フラットなのかを。
頭の中でイメージを繰り返して一つの選択を決定し、シャッターを切る。

この写真のイメージは男らしさとかまっすぐな瞳とかそういったものだ。
無邪気な子供とは正反対の大人っぽい感じにしたかった。
それは私の意思ではなく、夏の夕方4時過ぎの強いオレンジ色の光が、そうしろと訴えているようだった。
私は光が訴えていることに気づき、そして光に従うだけだ。
 

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram