「銃と日本刀を持って行ってもよろしいでしょうか」と、とても魅力的なワードが含まれた成人撮影のご予約を頂きました。

私達はとてもワクワク。そしていざ撮影当日。

お迎えの際に車から出てきたのは「三八式歩兵銃」と「日本刀」

そしてがしゃどくろの素敵な着物を着て来店されました。

 

なぜ銃の名前を知ってるかというとちょうど撮影の数ヶ月前にゴールデンカムイという漫画にハマり全巻読み終えて作中の尾形百之助というキャラクターが使っていたからです。

私はその話を彼女にすると「そうです！その銃なんです！」と教えてくれてその後はしばらくその漫画の話題や趣味の骨董品や妖怪について盛り上がった。

さてどう撮ろうか。

私は撮影中の会話の中で少しずつイメージを作っていきました。

 

用意したのはスモークマシン、LEDライト。

私は銃の発砲した後の煙をイメージし今回スモークマシンで表現しようと思いました。

白のホリゾントでライトを多く点け明るく撮るのではなくスモークがはっきりとわかる様にライトを一灯に限定し背面を暗くした状態で撮影を致しました。

 

銃や刀を用いた撮影なのでその時の時代背景的にも電気を使った光はそんなに多くもないだろうと思ったのも一つの理由です。

 

良い写真を撮る為には撮影技術が大切です。

その要素の一つに撮影中、相手の好きとどれだけ共感出来るかも個人的に大事だと思っております。

 

ただ会話で盛り上がって楽しかったで終わるのではなく会話の中で相手の事を想いながらイメージを作る事が必要だと思っております。

 

あれやこれやと多趣味な私ですが、いつまでも幅広い年齢層の皆様の好きと共感し続け一緒に良い写真を生み出していけるように自分の好きな物をより愛しそして更に広げていこうと今回の撮影を通じて再確認致しました。

Photo byかずちゃん

coordinator byまっつん