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水戸店
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こころを自由に遊ばせる

投稿日:2017/11/29

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彼女への第一印象は、自分を表現することが上手だなということ。
ライフスタジオへ初めて来店される多くのお客様はカメラの前に立つと緊張で心も体もこわばってしまう。
しかし、彼女はすぐに雰囲気に慣れ、撮られることに気持ちよさまで感じているようだった。





ライフスタジオでは、3パターン撮影している。
彼女の場合だと、着物、ドレス、カジュアルな洋服を着てもらった。
なぜ3パターンなのか?
人は、いろんなシーンでいろんな役を取り替えるように生きている。75カットにデータをまとめてお渡しするのも同じ理由が含まれるのだが、そんな被写体のいろんな姿を写真として記録し、思い出として体感してもらうことを大切にしている。この2つのポイントは、私が思うにライフスタジオのキーポントである。
着物では、日本の伝統を重んじるようにおしとやかに清楚に。
ドレスでは、彼女の大好きなぬいぐるみとメルヘンな雰囲気で。
カジュアルでは、ランドセルを担ぎ、等身大のいつもの7歳を。
そんな流れの中、彼女の心はどんどんオープンになり、最後になれば彼女と私の心は自由に遊んでいた。



そんな彼女の魅力を、カメラマンとして最大限に記録したかった。
記録しなければならない、そんな義務さえ感じた。
私がワードを投げかければ、すんなり答えてポージングしてくれることもあれば、少し私を遊んでいるかのようにそのワードを交わして動いてくれる。
被写体とカメラマンのコラボレーション。
体感したことがあるカメラマンであればわかると思うが、このコラボは最高に楽しい時間だ。
ほんの数十分前に初めて出会ったもの同士が、写真というおもちゃを使って共に遊んでいるような、そんな不思議な感覚。
言葉なんてもういらないんじゃないかとも思う。
そして、この写真は75カット最後のカットだ。






抜けた歯を隠すことなく、乱れた前髪も、顔のシワも、
この時がどれだけ楽しい時間だったか容易に想像できる。
真っ白な空間で、シンプルな色の服を着て、彼女の魅力が何にも邪魔されないように最大限に記録されるように。




こころを自由に遊ばせるには、
緊張から解き放ち、心を何色にも染めず、いつでもまっさらな状態にしておくこと。
フットワークも軽くなるし、動きたいときに動き出せるニュートラルな状態になる。
そうすればどんな状況でも、臨機応変に対処でき、
嬉しい時には素直に喜び、怒るときには怒り、流れる時には流れてみる。

心は縛らず、自由が一番いい。



ikuyo kitamineのブログ
そのほかの写真も掲載しています。

https://www.lifestudio.jp/?run_id=staf_blog&bs=staff_blog&po_u_seq=44598&po_seq=151621










タイトルで使わせていただいた「こころを自由に遊ばせる」は、代々木店のサブタイトルです。



photo:iku/coordi:kazu
216063

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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